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イギリス/これって和食?いえ、リトルジャパンです

2011/06/05

リトルジャパン 外観

リトルジャパン 外観

リトルジャパン メニュー例

リトルジャパン メニュー例

海外旅行では、その土地の美味しいものを食べるのも楽しみのひとつではありますが、洋食…とくにパンをずっと食べていると、白いご飯が恋しくなることもあるのではないかと思います。

ロンドン市内には、日本食を出す店がたくさんありますが、そのなかでも私のお気に入りは、中心部から少し西にあるアールズコート駅近くにある「リトルジャパン」と言う店です。その店を見つけたとき、店名からして和食を扱う店と言うイメージを持ち、その店に入りました。店内はそれほど広くありませんでしたが、食事をとるには十分な広さです。メニューには弁当類やラーメンがありました。弁当類は持ち帰ることも出来ます。食事の値段もファストフードチェーン並でリーズナブルです。

出されたお弁当は白いご飯を使ったお弁当でしたし、確かに和食と言えば和食なのですが、味は濃い目で日本人の感覚で言うと、「これって中華と言った方がいいんじゃないかな」とも感じました。中華も普段からなじみのある料理ですから、食べなれたものという感じはあります。とはいえ、イギリス人の人たちに「これは和食のようで和食じゃないですよ」と思わず言いたくなりました。

店内で食事を食べていると、斜め向かいに座っていた白人男性がちらちらと私の方を見ていることに気がつきました。彼はラーメンを食べていたようなのですが、箸がうまく使えない様子で、麺をうまくつかむことが出来ないようでした。もちろん店内にはスプーンやフォークも用意されていて、どうしても箸で食べなくてはいけないということはないのですが、リトルジャパンでは箸で食べるというのが彼のこだわりなのでしょう。取っては落とし取っては落としでやっとのことで口に運んでいました。そこで、どうやら日本人らしい私が斜め向かいにやって来たので、箸の持ち方をまねしようとして、ちらちら見ていたのだと思いました。

せっかくだから箸の使い方を彼に教えてあげようかどうしようか…と悩んでいるうちに彼は食べ終わってしまいましたが、国際交流のためにも勇気を出して声をかけてみれば良かったかもしれませんね。

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ライタープロフィール

ツカサさん/女性/年齢:30代/東京都在住、読書、ゲーム、音楽鑑賞、パソコンいじりが好きで、行列と人ごみが苦手なインドア派です。ひとまずなんでも疑ってみる性格で、理屈っぽいと良く言われます。