インド旅行を楽しむ方法
インドに長期滞在したそまちひろさんが、インド旅行の楽しみ方を紹介します。

インドの変わった交通手段を体験してみる

2014/12/12

オートリキシャー

オートリキシャー

インドには電車やバスなど、一般的な交通手段ももちろんありますが、日本では見かけない変わった交通手段が体験できます。

・オートリキシャー
代表的なものが、オートリキシャーと呼ばれるオート三輪車。黄色と緑、もしくは黄色と黒のオープンエア車体が目印です。タクシーより安いので、インド人は気軽にそこまで、と言った感じで乗っています。運転手を含め4人乗りですが、押し合いへしあい10人くらい乗っているのをよく見かけます。

リキシャーに上手に乗るポイントは、駅前などで声をかけてくるドライバーではなく、流しで走っている客のいないドライバーを止めること。客待ちしているドライバーは周りのドライバーと料金カルテルを結んでいるため、相場が高くなりがちです。 ・サイクルリキシャー
貨車をくくりつけた自転車をドライバーが漕いで走るのが、サイクルリキシャー。オートリキシャーに比べ安いのですが、人力のため時間がかかります。また、坂道で下ろされて後押しするハメになったことも。ちょっとした距離で、景色を楽しみたいときにオススメです。

ラクダ

ラクダ

・馬、ラクダ
田舎では馬が普通に交通手段になっています。ラクダは西インドのラジャスタンでよく見かけます。歩くよりは早いのかもしれませんが、正直乗り心地はそんなに良くありません。観光地でちょっと楽しむくらいがいいと思います。

使いこなせば便利な乗り物たちですが、料金の交渉が結構大変なのが難点。特に相場を知らない観光客はボラれやすく、「すごく遠い」というので相手の言い値で乗ったら、ほんの5分ほどで着いてしまい、言い争いになる、というのは日常茶飯事。

どんなに納得いかなくても、1度同意した料金は必ず払わなければなりません。ですから他のインド人にどれくらい遠いかなどを前もって聞き、前準備をして交渉に当たってくださいね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。