- インド旅行を楽しむ方法
- インドに長期滞在したそまちひろさんが、インド旅行の楽しみ方を紹介します。
安くてかわいい!ショッピング天国インド
2014/12/04
安くてかわいい!ショッピング天国インド
物価が安いインドでは、どれだけたくさん服やアクセサリーを買っても、日本では考えられないほど安くつきます。ただ、安かろう悪かろうで、すぐ破れたり壊れたりしてしまっては、元も子もないですよね。
そこで、品物のクオリティが比較的高く、充実の買い物体験ができる町を2つご紹介します。
バラナシ
バラナシの旧市街には、星の数ほどの衣料品店が並んでいます。バラナシで買う服飾品のいいところは、いわゆるエスニックぽい柄やデザインの他にも、モダンなデザインのものが多いこと。実際わたしがバラナシので買った薄手のフードパーカーなどは、「それ、かわいいね。日本のブランド?」と何回も聞かれたほど、普段使いに違和感のないデザインでした。
またバラナシの新市街には、有名なバナーラスシルクを扱うお店が多く、高品質のシルク製品が驚きの価格で購入できます。同じようなお店が多く競争が激しいので、何枚でも嫌な顔をせずに広げてくれるし、チャイやお菓子が出てきたりして、VIP気分で買い物できます。
更に変わったところでは、旧市街にはインドの伝統楽器を売るお店もあります。シタール(かぼちゃの皮で作った弦楽器)や、タブラ(小さい太鼓みたいな打楽器)など、自国ではなかなか買えない変わった楽器を買おうと、外国人が熱心に買い物しているところを良くみかけます。
プシュカル
服飾品のデザインの秀逸さで有名なのが、ラジャスタンの町プシュカル。というのは、外国から買い付けに来る服飾関係者が多く、その影響で「生地はインド製、デザインや仕立ては欧米仕込み」なんだそう。
ここでは古いシルクのサリーを再利用したスカートやキャミソールが、200円や300円で手に入ります。プシュカルで山ほど買い物しましたが、購入から4年以上経った今でも、問題なく着られている服ばかりです。
こちらも競争が激しいので、値引き交渉に応じてくれる店も多いですよ。
ただし安さに目がくらんで、後から「…なんでこんなの買っちゃったんだろう」と反省することが多いのも事実。捨てるのはもったいないので、買う前に「これ本当に欲しいかな?」と一考するのがベターです。
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そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。