岐阜ってどんなところ?
岐阜のおすすめスポット、風習、温泉、お土産、お祭りなど岐阜について紹介します。

可愛いさるぼぼは飛騨高山のお守り

2020/01/14

皆さんは、さるぼぼって知っていますか?私がさるぼぼという物の存在を知ったのは18歳ぐらいの時。当時お付き合いしていた人に、親戚の家に行った時のお土産としてもらったのが初めてでした。その親戚の家というのが岐阜県の飛騨高山。さるぼぼは飛騨高山の、魔除けや願掛けのシンボルとして有名な人形です。

○ヘンな名前?さるぼぼの由来

さるぼぼは飛騨地方の方言で「猿の赤ちゃん」という意味です。さるぼぼは猿というより人間の赤ちゃんのような見た目。頭が大きく短めの手足を広げた、二頭身の丸っこい人形です。ではなぜ猿の赤ちゃんなのか?それは「猿」は「去る」と同じ音ということで、災いや不幸が去るという願いが込められているからだそうです。

○さるぼぼはのっぺらぼう
これはさるぼぼの一番の特徴だと思うのですが、実はさるぼぼには顔がありません。顔というか、表情がついていないんです。この理由がとても素敵で、持ち主が楽しい時には楽しく、悲しんでいる時には一緒悲しんでくれるように、あえて表情をつけないようになったと言われています。持ち主のその時の気持ちに寄り添ってくれるさるぼぼは、遊ぶ物がなかった時代の子供たちにとって、心の拠り所になったのではないでしょうか。

○色で役割が違うさるぼぼ
猿の赤ちゃんという意味のさるぼぼですが、その色も猿の赤ちゃんにちなんで赤色が主流です。ですが長い歴史を経て、最近では様々な色のさるぼぼが増えてきました。現代ではその色によってさるぼぼが持つご利益も変わってきています。わかりやすいところで例えば黄色は金運のお守り、ピンク色は恋愛のお守りといった具合に、時代に合わせて変化するさるぼぼも可愛らしくて面白いものです。

さるぼぼは飛騨地方に伝わる伝統的な工芸品。今ではちりめん細工などのさるぼぼもあり、少し高級に仕上げられているものもあります。本来の人形のみならず、キーホルダーやストラップなど手軽に身につけられるさるぼぼもあり、飛騨高山のお土産としてとても人気。飛騨高山へ行ったら、災いと不幸が去っていくと信じられているさるぼぼを、お守りに連れて帰ってみてはいかかでしょうか?

関連記事
ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。