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素人でもわかる泉質の素晴らしさ、下呂温泉

2020/01/10

下呂温泉は言わずと知れた一大観光地。私が書くまでもなく、みんな知ってる有名な温泉地です。温泉が湧き出たのはなんと今から1000年も前のことで、そこから水害で枯渇してしまったりしたものが地元の人たちの努力によって再生したという歴史があります。兵庫の有馬温泉、群馬の草津温泉とともに日本三名泉として愛されています。

そんな国内でも有名な下呂温泉ですが、岐阜県民にとっても誇れる場所です。岐阜県内からのアクセスもよく、たくさんの人が気軽に訪れる地域密着型(？)の温泉。特に私が住んでいた中津川市内からは車で1時間ほどで行くことができ、週末の仕事終わりでぷらっと出かける人も多かったです。道路も見通しのいい道路が続くので走りやすいのもポイント(直線道路続がくのでつい飛ばしたくなりますが、脇道ではよくお巡りさんが見張っているので要注意！)です。

さて下呂温泉は柔らかい泉質が特徴の温泉。この温泉の柔らかさは、温泉素人の私でもわかるほどでした。温泉に浸かっている時に体を動かすと、お湯の柔らかさが実感できます。湯上がりの肌の感触はすべすべで、化粧水やクリームなど何もつけなくても翌朝までしっとり。自分の肌ながらいつまでも触ってしまうほど。正直、疲れが取れるなどというのは抽象的で実感しにくいものですが、この肌の質感だけはわかるものです。

私は恥ずかしながら、下呂温泉に泊まったことはありません。一時間ほどで帰れるので、中津川に住んでいる間何度か行った中でもいつも日帰り温泉を楽しんで帰ってきていました。なので旅館やホテルなどはよく知らないのが正直なところ。ですが温泉街の雰囲気はとてもいいです。観光地特有のガヤガヤと賑やかでうるさい感じもそれほどなく、かといって寂れてもいない。しっぽりと大人の雰囲気漂う温泉街だと思います。

下呂温泉は湧き出る温泉の量が他の温泉街に比べてとても豊富です。そのおかげで無料の温泉(混浴で水着着用です)や足湯がたくさんあるのも嬉しいポイント。無料の足湯巡りなんかもできちゃいます。私にとって今となっては気軽に行ける場所ではなくなってしまいましたが、いつかまた行きたい温泉ランキング1位の温泉地です。

ライタープロフィール

李内（りうち）さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。