福建省ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの福建省を紹介します。

え、福建炒飯を福建省では食べられない? 福建省への旅〜vol.10

2011/02/22

後々わかったことなのですが、本場である福建省のレストランには福建炒飯(炒飯の上にあんかけがのった中華丼みたいなもの)がないそうです。そもそもこの福建炒飯とは、炒飯の上にのせるあんかけの味が福建省の料理の味付けに似ていることから「福建炒飯」と呼ばれているのだと華僑の方が言っていました。他にも福建省出身の人が海外で作り出したもので、そう呼ばれているという説もあるようで、福建省出身の人が香港に行った時に福建炒飯を見て驚いたくらい福建省では知られていません。

いずれにせよ、ここでは食べることができないので仕方がない。なので、普通の炒飯を食べたのですが、中国人が作る炒飯は本当にお上手なもので、ベチョベチョもポロポロもしてなくて、ほどよくパサパサした歯ごたえがある炒飯でとっても美味しいはず!っと言うのも、風邪を引いたせいで鼻がつまってしまって味が全くしない。そして、今日1日土楼の見学で500枚以上の写真を撮ったため、この時点でデジカメの電源が切れてしまって料理の写真は撮れませんでした。(残念)

たらふく食べた後は、タクシーに乗って龍岩市の繁華街へ。
夜9時を過ぎているというのにすごい人だかりで、お店もまだ開いていて、マクドナルドもあれば、すぐお隣にはケンタッキーがあり、モールの中を歩いているとここが北京なのか、広州なのか、本当に街の中はどこも同じような感覚です。そして、バイク(スクーター)の多い事!(広州市内ではバイクは禁止されているので走っていません)しかも、ノーヘルメットで、2人乗り3人乗りは当たり前で、たまに家族4人(両親+子2人)乗っていたりするのでびっくりする。

そして、この後さらに驚く体験をすることになろうとは、この時はまだ知るよしもなかった。寝ていると夜中に突然女の人のわめき声がホテル中に響き渡った。そして、何か叫びながらホテルの部屋を片っ端からドンドンっとドアを叩いている様子。それがだんだん私の部屋に近づいてくる。(う〜怖い〜)
つづく。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」