- 福建省ってどんな所?
- 中国在住のLiccaさんが驚きの福建省を紹介します。
超激安価格で行くことができた 福建省への旅〜vol.1
2011/02/06
広州市で開かれた「2010広東国際旅遊展覧会」会場。
2008年7月、中国の福建省にある客家土楼が「福建土楼(ふっけんどろう)」英語表記「Fujian Tolou」の名称で正式に世界遺産に登録された。福建省には、他にも、山水画のような自然風景が広がっている場所で有名な「武夷山(ぶいさん)」が、文化・自然と共に複合遺産として、世界遺産に指定されており、古いコロニアル風の洋館が建ち並ぶコロンス島の「アモイ」があったり、海のシルクロードの起点として有名である「泉州(せんしゅう)」があったりと、前々から旅をしたくてウズウズしていたのですが、そんなところに、
「永定客家土楼探秘之旅!(三天)超激安体験価格:499元/人」
と書かれたチラシ発見。
実は、私が今いる場所は、広州市で開かれている「2010広東国際旅遊展覧会」の会場。ここには、たくさんの旅行会社が出展していて、海外旅行はもちろんのこと、中国国内のあちこちの観光業者が自分の街をアピールしていたり、さまざまなツアー旅行を通常より安く提供しているのだ。中には、通常よりも半額になっているツアーもあり、旅好きにはたまらなく嬉しい展覧会である。
そこでプラプラ歩いていると見つけたのが、これ。出発は4日後とかなり急だが、福建省の客家土楼の写真を見せられて、
「これ見たい!」
っと、中国語で書かれているスケジュールは全く見向きもせず、土楼の写真だけで即行くことを決めたのだ。2泊3日で広州から福建省までの往復バス代、土楼観光チケット代、2泊分のホテル代、朝食2回、昼食2回、夜食1回で旅行保険付きで大人一人499元(日本円にして約6100円)は、かなり激安ではなかろうか。さすが中国!
福建省と言えば、何が美味しいのかな〜っと食べ物のことも頭を過ぎる。シドニーに住んでいた頃、中華料理店でよく福建チャーハンを食べていたのだが、普通のチャーハンとは違っていて、炒めたチャーハンの上に海鮮類や野菜が混ざった薄味のあんかけがかかっていて、それは今考えただけでも口に唾が溜まるほど美味しいものだった。本場で食べる福建炒飯はさぞかし美味いものであろう。ん〜楽しみだ!
つづく。
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Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」