家庭菜園のすすめ: 家庭菜園の面白さ、土作り、肥料、土地の有効利用、害虫駆除、役立つ道具など、農業経験者の秋山さんが家庭菜園の魅力を紹介します。

育てて楽しい！食べて美味しい野菜達

2013/10/07

実際に野菜を作ってみると自然と野菜が好きになります。私は子供の頃ピーマンが苦手だったのですが、自分で野菜を作るようになってからは、野菜に愛着を持つようになり自然とピーマンを食べれるようになりました。家庭菜園の場合には目の前で野菜の成長を観察する事が出来るので、より愛着を持つようになり、野菜に興味を持つようになると思います。種を撒き、毎日水をあげたり肥料をあげる事で成長していくので、成長ゲームを行っているような感じがします。特に愛着が沸くと名前をつけてしまう事もあり、「今日も○○元気だね～」と話しかけてしまって、名前の付けた野菜が育って実を付けた時には感動してしまいましたね。

最近の携帯ゲームでは、自分で農園を持ち野菜の栽培を行う事が出来るゲームが流行っているようですが、実際に野菜を作っても食べる事が出来ないのに対して、家庭菜園で作った野菜は食べる事が出来ます。嫌いな野菜でも種から育てた野菜には興味がありますし、試しに1個位食べてみようという気にもなるので、自然と食べられてしまいます。

家庭菜園の良い所は、採れたての新鮮な野菜を食べる事が出来るところです。野菜は新鮮な物とそうでない物とでは全然味が違います。採れたての野菜は果肉もしっかりしていますし、何より野菜が甘いです。野菜は苦いと思っていたり青臭いと思っている方は古い野菜を食べている為そのような感じがします。新鮮な野菜は野菜本来の匂いがし、果物を食べているような甘みがあるので、野菜嫌いな子供が野菜好きに変わる程の魅力を持っています。

家庭菜園は畑とは違って手軽に出来ます。土に関しても家庭菜園用の土が売られており、プランターなどに入れることで簡単に始める事が出来る点も魅力です。畑の場合には土を耕したり土質などにもこだわらなくてはいけませんが、販売されている土を購入すれば特に難しい知識もいらず種を植えるだけでいいので、畑デビューする前の方にもお勧めです。

ライタープロフィール

秋山学さん／男性／年齢：30代／群馬県在住／ライター歴約９年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。