- 農機具の選び方
- 「耕運機の選び方」「鍬や鎌の選び方」「草刈機械の選び方」「チェーンソーの選び方」「肥料作りの道具について」「農業道具の揃え方について」など農業経験者の秋山さんが農機具の選び方を紹介します。
肥料作りの道具について
2014/07/08
野菜を作る上で肥料は欠かせません。特に堆肥は作物の生長を左右する上で重要になってくるので、堆肥作りは野菜を作る上で大事な作業だと言えます。堆肥を作るには、落ち葉や糠や鶏糞や牛糞などといった物を入れて作るのですが、生ゴミなども効果的です。卵の殻や魚の骨なども重要な成分になるので、私の家では夕飯の残りなどを肥やし場に捨てに行きます。
ただ生ゴミをただ土の中に入れても効果はありません。生ゴミを発酵させるには、バクテリアなどを入れて分解、発酵させる事により堆肥に変化させる事が出来ます。堆肥を作る際にはきちんと蓋を出来る「コンポスト」という物を利用して作るのですが、このコンポストは結構値段が高く私の家では5個程あるのですが、まとめて買った時には数千円しました。
このコンポストはホームセンターなどに売られており、農業を始めるなら必須アイテムになるので購入した方が良いですが、日曜大工が得意な方はトタンや板などで肥やし置き場を作っている方もおり、あまり値段をかけたく無い方は自家製の肥やし置き場を作ってみるのも良いでしょう。
コンポストのメリットは蓋が出来るので匂いももれませんし、きちんと管理が出来る点がメリットですが、たくさん堆肥を作りたい時には向いていなく、複数コンポストを必要とする為コストや場所を必要とする点がデメリットかもしれません。トタンなどの自家製の場合には一箇所に肥やし場を作れば管理も楽ですし、雨水などが入ることでより効果的に発酵するのでコンポストよりも手間がかかりません。畑に散布する際も手軽に出来るので、大きな畑の場合には自家製がお勧めだと思います。ただ木やトタンは何年かすると腐敗してしまう為、毎年作り直す手間がかかる点がデメリットでもあるので、大工仕事が得意な人に向いているかもしれません。
最近ではエコブームなのかコンポストを購入すると市から助成金が出る自治体も増えてきました。コンポストを購入する費用を少しでも浮かせたい人は、自分の住む市役所に問い合わせすると無料でコンポストが手に入る所もありお勧めですよ。
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秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。