グアテマラってどんな所?
グアテマラでのスペイン語、ホームステイ体験、グアテマラ人について、気候、おすすめスポットなどグアテマラについて紹介します。

グアテマラでスペイン語を勉強しよう!

2016/05/25

グアテマラを知っている人は「危ない」というイメージを抱いているようで、「グアテマラに3ヶ月住んでいた」と言うと、「よくそんな危ないところに!」という反応が返ってきます。

確かに首都のグアテマラシティは犯罪率が高く、わたしは一度も立ち寄ったことがありません。しかしグアテマラにはたくさんの観光地があり、そういった観光地は他の中南米に比べて特に危険なわけではありません。

わたしが長期滞在したケツァルテナンゴ(先住民の呼び方でシェラとも言います)は、グアテマラ第二の都市なのですが安全で、欧米人の学生や、バックパッカーが中南米旅行を始める前に、スペイン語を勉強する街として知られています。小さな街なのですが30以上のスペイン語学校があり、授業料はマンツーマンで1時間5−6ドルと格安です。また、グアテマラ人ははっきりゆっくり話すので、初心者にとってスペイン語が聞き取りやすいというメリットもあります。

授業は本当の初心者でスペイン語が何も分からなくても、すべてがスペイン語で行われるスパルタ式。単語レベルなら英語が分かる講師もいるので、初めから全部スペイン語は厳しい! と思ったら学校側にそういう講師をリクエストしましょう。

経験のある講師が揃っているかが、学校を選ぶときのポイントです。講師が若すぎると、文法の教え方がイマイチだったり、すぐに話題がなくなってしまったりします。

多くの学校ではホームステイ先を紹介してもらえます。ホームステイは3食付きで1週間で50−70ドルほどと格安。家族とスペイン語の会話もできます。ただ、ホームステイ先によって食事のレベルや部屋のレベルがまったく違うので、当たり外れは覚悟しておかないといけません。

またどの学校も、放課後にアクティビティを用意しています。近くの村に遠足に連れて行ってくれたり、学校でバーベキューパーティを開いたりします。

スペイン語を勉強しながら、各国の人と友達になれるので、楽しい体験だと思いますよ。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。