地元の魅力
実はこんな魅力があるんです!地元の人ならではのおすすめを紹介します。

歩いて感じる物語の街

2010/10/05

定禅寺光のページェント

定禅寺光のページェント

みなさんは宮城と言えば何が有名だと思うのでしょうか?

日本三景松島、伊達政宗が築いた仙台城、蔵王のお釜や鳴子峡の美しい自然・・・宮城にはたくさんの見どころがあります。生まれてから20数年、ずっと仙台に住んでいる私でさえ、いまだに県内のあらゆるところへ出かけては、観光と称しては楽しんでいます。仙台の観方も様々ではありますが、このように有名な観光スポットを周る以外にも仙台には意外な楽しみ方があります。

伊坂幸太郎という方をご存知でしょうか。彼は東北大学を卒業後、仙台に住みながら執筆活動を続けている有名な小説家です。 主な作品としては、「陽気なギャングが地球を回す」、「オーデュボンの祈り」、「ラッシュライフ」、「重力ピエロ」、「死神の精度」、「アヒルと鴨のコインロッカー」、そして「ゴールデンスランバー」。今やほとんどの小説が映画化され、一世を風靡する作品となっています。 そしてこれらの小説の魅力は、なんといってもその多くが仙台が舞台となっているところ。特に近年映画化された、「アヒルと鴨のコインロッカー」、「重力ピエロ」、「ゴールデンスランバー」は仙台がロケ地として撮影された作品で、仙台に住む者としては、よく知った土地が映画の作中に多く出てくるのでそこも面白く感じます。

主にロケ地となった場所も仙台の街中に多く、簡単に足を運べる場所ばかりです。仙台駅のコインロッカーや壱弐参横丁、勾当台公園、定禅寺通り・・・。仙台を訪れる前に、一度小説を読んだり映画を見てみてください。仙台をちょっと違った視点で見ることができるはずです。 仙台の街中を周るのには、「るーぷる仙台」という観光バスを使うととても便利で、街中の主要なスポットまで簡単に行くことができ、一日乗車券もあるので好きな便に乗ることも可能です。

また、仙台市内にはおしゃれなカフェがたくさんあります。メインのアーケード商店街からちょっと歩けば、隠れ家的なお店が多く見つかります。かしこく街中を散策して映画の世界を感じながら、お気に入りのカフェで一息する、そんな仙台の楽しみ方も素敵だと思います♪

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ライタープロフィール

さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆