地元の魅力
実はこんな魅力があるんです!地元の人ならではのおすすめを紹介します。

宮城県/四季で感じる杜の都

2010/10/05

仙台は「杜の都」と呼ばれるほど緑豊かな街です。その象徴とも言えるのが「定禅寺通り」。勾当台公園と西公園の2つの大きな公園を結ぶように、通りの端から端まで約700メートルにわたりケヤキ並木が続いています。

定禅寺通りは仙台のメインストリートで、ケヤキの葉と同様、四季折々に違った表情を見せるとても素敵な通りです。 春は緑が光るケヤキ並木の下を雀の踊り子たちが舞い、夏には活気に満ちた七夕のパレード、秋には音が溢れるジャズフェスティバル、そして冬は光のページェント。ケヤキに何十万もの電飾が飾られ、雪の中に幻想的な光を生み出します。

特に、冬に行われる「SENDAI光のページェント」は、宮城県内はもちろん、全国からも多くの人が集まってくる、有名なイベントです。クリスマスにはデートのカップル、仲の良い家族連れ、楽しそうな友人同士、様々な人がその美しい景観を一目見ようと集まります。
定禅寺通りのケヤキ並木に沿う遊歩道を歩けば、体全体がオレンジ色のあたたかい光に包まれて、まるで光の中にいるような気持ちになれます。通り沿いにあるビルに視線を移せば、ページェントがガラスの中に写りこみ、なんとも言えない美しい光景がそこに創りだされるのです。

私はこの定禅寺通りを上空から眺めるのがとても好き。
なかなか知られていないスポットではあるのですが、光のページェントの時期、この光のトンネルを上から見ることのできる場所があります。夜の景色の中に、浮かび上がる長い光のトンネルは、いつまでもいつまでも見ていたいと思ってしまいます。

もちろん、仙台はこの定禅寺通りだけがおすすめだということはありません。
日本三景の松島や、秋保温泉、鳴子などの観光スポットもとても素敵ですが、何回も仙台に来たことがある方や、ちょっと違った楽しみ方を見つけたいという方には、ぜひ定禅寺通りを歩いてもらいたいと思います。

自然と季節を感じながらのんびりと歩いたり、近くのちょっと素敵なカフェでゆったりと過ごしてみたり・・・。きっと心と体に癒しを感じながら、肌で仙台を感じてもらえると思います。

関連記事
ライタープロフィール

さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆