ホームステイ体験記
異国の文化を肌で感じるにはやっぱり家庭から。聞いてみたいホームステイ体験記。

オーストラリア/ホームステイ先で起こったシャワーハプニング

2010/04/20

ホームステイ先はシドニー近郊にあり、私が通う英語学校やチャイナタウンがあるセントラルステーションまで電車で約30分のところにあり、とても静かなところで、とても素敵な一軒家。ホームステイ先に着いた後は、私の部屋(ベットルーム)に連れて行ってくれ、家の中を案内してくれたのですが、家の中の作りは日本と違っていて、バスルームと呼ばれている部屋の中にはトイレとバスタブとシャワーと洗面台が一緒になっており、リビングルームにダイニングルーム、キッチンとどこを見てもキレイに整理整頓されていて、全くゴチャゴチャしていませんでした。

私の部屋にある勉強机の上には「ウェルカム!」っと書かれた、ここで共同生活する上での規則みたいなものが書かれており、まずはそれを日本語に訳する作業からはじめる私。なになに・・シャワーは一人10分で長くても15分以内に抑えるようにし、水が床に飛び散らないようにシャワーカーテンをバスタブの内側に入れてからシャワーを浴びるように。え〜!じゅっ10分?!普段髪を洗うだけでも10分もかかるのに・・・実はここでは、私の他にもインドネシア人と香港人と韓国人の留学生がホームステイしていて私を合わせると4人いるのです。なので誰かがシャワーを浴びている時はトイレや洗面台を使えないということになるので、その事も考えなきゃダメだということなのでしょうね。

ホストファミリーの部屋は1階にあって我々の部屋は2階だったのですが、ホストファミリーの部屋にはちゃんと専用のバスルームがあるとのことで、我々4人の共同バスルームと言うことになる。そしてシャワーの使用時間もちゃんと決まっていて、一応入る前にみんなに一声かけるのがちょっと面倒くさかったのですが、前の人がシャワーを浴びた後すぐ入ってしまった私はこの後大変なことになってしまいました。

シャワーを浴びていると、途中から水しか出てこないのである。え?壊れた?しばらく待っても全くお湯が出ず、結局水で浴びるはめになり、お湯が出ないことをホストファザーに言うと、この家ではタンクに水を貯め電気で湯を沸かしていて、約20分しかお湯が出ないらしく、前の人が使った後にすぐ入ってしまったらお湯がもたなくて水しか出てこないと言う。せめて10分待った後に入るようにとのこと。後から知ったことなのですが、オーストラリアの一般家庭ではこれが当たり前なんだそうです。くれぐれも長シャワーには気をつけましょう。

ホームステイ時期:1999年1月〜3月
ホームステイ期間:3ヶ月

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」