モンゴルってどんな所?
日本とモンゴルとの関係、モンゴル人の住居、モンゴルの食事、モンゴルの治安などモンゴルに旅をしたことのあるヤンヤンさんが紹介します。

モンゴルでの食事

2014/05/26

モンゴルの一般のアパートに入ると、どこからともなく、ゴムを焼いたような臭いがしてきます。私にとっては、羊肉のにおいというのは、ゴムの焼いたようなにおいと感じました。けして食欲をそそるものではありません・・・

モンゴルでは、主にお肉は羊肉を食べるそうです。その羊肉も日本で食べるラムのような、おいしいものではありません。でも、食べ慣れているモンゴル人にとっては、羊肉はごちそうのようです。その羊肉も焼いたり、蒸したりゆでたりして食べるそうです。

野菜は、ジャガイモや玉ねぎ、にんじんやキャベツ、またトマトやキュウリといった日本で昔からあるような野菜をたべているようです。緯度が高いので、育てられる野菜というのは限られていますよね。しかも、経済的にそれほど発展しているわけではありませんから、高級野菜を輸入することもできません。そのため、野菜の種類は多いとは言えません。

友人には、料理には期待しないでね、と前もって言われていましたが、確かにあまり美味しいと感じるモンゴル料理はありませんでした。外食をすることも多かったのですが、ロシア料理やイタリア料理などを食べました。たまたまかもしれませんが、その時食べたイタリア料理は異様に塩辛く、ロシア料理は塩気も何もなく、何かとっても対照的でした。

モンゴルにはロシア人も多く住んでいるそうで、わたしの友人のお友達がロシア料理を作って招待してくれました。そのときのピロシキはとてもおいしかったです!モンゴルで有名な食べ物、飲み物と言えば、スーテーツァイと言われる乳を加えて撹拌したお茶でしょうか。草原でいただきましたが、濃厚なお味でこれはおいしかったです。そして、馬乳酒も有名ですね。これは、飲む機会がありませんでしたが、モンゴル人はみんなよく飲むそうです。友人が学校に勤務しているとき、同僚に飲むよう勧められたのもこの馬乳酒です。モンゴル料理を食べることを楽しみにして、モンゴルへ旅行することは勧められませんが、自然の味を満喫するつもりならいいかもしれませんね。

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ライタープロフィール

ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。