みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

マレーシアの田舎は「発展途上」

2011/01/01

マレーシアの首都・クアラルンプールのあまりの近代都市ぶり、急発展に半ば「カルチャーショック」を受けたわけですが、ちょっと田舎に行くとまだまだ発展途上なのが分かる場面に遭遇しました。

クアラルンプール国際空港に近いセパン・サーキットから市内まで戻るため、サーキットの入り口でタクシーをつかまえました。窓越しに「クアラルンプールのペトロナスタワー(クアラルンプールのシンボル的存在)までいくらぐらいかかるか」と聞き、それほど法外な値段ではなかったのでタクシーに乗り込んでイザ出発。タクシーの運転手が「高速道路を使うとお金がかかる」と言われたので、時間もあったので「高速道路を使わないルートでよろしく」と伝えました。

市内からサーキットまで、行きはバスで行ったので、高速を走ったのでまったくその周辺の様子はわからなかったのですが、地道でひたすら走るとよくわかりました。田舎の街をいくつか通り過ぎましたが、道路は土埃、家はワラで作られ、農作業をするお年寄りたちがたくさん、土の上で走りまわる子どもたち・・・自分が想像していた「発展途上国」のイメージほぼそのままの光景でした。

タクシーを降りることはなかったので車窓から見たままだけですが、クアラルンプールをちょっと郊外に出ると、まだまだ貧しい町や村は存在しているのだなとつくづく思わされました。

それから、クアラルンプールの市内に入ると、ガラッと変わります。まるで国が変わるかのように急に近代都市になるのでそのギャップもすごいです。目的地だったペトロナスタワーこそ、マレーシアの近代化を象徴する建物ではないでしょうか。

そして無事、ペトロナスタワーに到着しました。最初に値段交渉していたため、その金額に加えて、ほぼ時間通りに着いたのでちょっとチップ代わりにプラスアルファで代金を渡して終了、トラブルもまったくなかった一方で、まわり道したおかげで田舎町を見ることができたのでいい経験になったかなと思っています。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。