ドイツのクリスマス・ニューイヤー
ドイツのクリスマス、ニューイヤーの過ごし方やグルメを紹介します。

年末旅行ならベルリン

2013/11/15

ドイツ語で大晦日はシルベスタ(Silvester)と言います。日本の大晦日と同じように、ドイツでもこの日は皆がそわそわ、わくわくしています。夜のパーティーのために買い出しをしたり、お料理の下ごしらえをしたり。年越しそばや除夜の鐘はありませんが、花火とカウントダウン・パーティーで盛り上がるヨーロッパの年末年始も楽しいですよ。

年末のベルリンには国内外からたくさんの旅行者が訪れます。ヨーロッパではクリスマスには家族が集まり静かに過ごしますが、大晦日から新年にかけては友達や恋人とイベントに参加したり旅行したりと、皆アクティブになります。特にベルリンの年末年始のイベントは盛りだくさんです。家族が集まりのんびり過ごす日本の年末年始とはまた雰囲気が異なります。あえて年末に海外旅行してみると楽しいかもしれませんね。

毎年、ブランデンブルク門(Brandenburger Tor)がある一帯では、大晦日にカウントダウン・イベント(Silvesterparty am Brandenburger Tor)が行われます。混雑していますが楽しいですよ。そこに集まる人の数は多すぎて、12時が近づくにつれ身動きがとりにくくなります。首都でありながら通勤ラッシュや大行列などと無縁のベルリンですが、大晦日のこのイベントに参加するとベルリンが旅行者が集まる大都市であることを実感できます。人ごみが苦手な方はご注意を。

各クラブでもカウントダウン・イベントが開催されます。大晦日のイベントはスペシャルプライスになっているのでいつもより高く、しかもチケットが取りにくいのが難点です。普段と比べると値段が倍になっているクラブもあります。しかし質のよいクラブが多いベルリンにせっかく来たのなら、クラブイベントで年越しをするのもいいでしょう。ネットであらかじめチケットをおさえておきましょう。当日はチケットが売れきれていたり、値段が跳ね上がっていることがあります。

関連記事
ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。