家庭教師体験記
「家庭教師として生徒に好かれるために」「家庭教師先の両親との関わり」「小学生を教えた時は」「初めての中学生の生徒を持って」「トラブルについて」など家庭教師体験記を紹介します。

家庭教師として生徒に好かれるために

2014/06/17

家庭教師になれば生徒と週に1回1時間以上は絶対に二人きりで勉強をすることになります。私が登録していたところでは、家庭教師が気に入らなければいつでも変更可能。生徒側が合わないと思う先生とでは勉強がはかどらないためです。生徒に嫌われると変更対象になるだけならいいのですが、その後家庭教師の仕事が紹介されなくなってしまいます。そのため、生徒に嫌われないように気を使いながら勉強を教えている人もいました。私も家庭教師になった時には生徒に対して好かれなければという思いが強かったのですが、気を使うことで勉強に対する姿勢を注意出来ないのも苦痛。自分の思い通りにして嫌われるなら仕方がないと思うようになりました。

休憩時間は思いっきり楽しく
長時間勉強するわけではないので、勉強をしている時には少し厳しく。しかし厳しいだけでは面白くないので、たまにユーモアを加えながら勉強をすすめました。ただし、休憩時間には思いっきり楽しく過ごせるように心がけましたよ。生徒たちとのコミュニケーションをすすんではかり、何でも話せる仲に。私には年の離れた従兄妹がいたこともあり、中学生や小学生との関わりを持つことに苦痛を感じることもありませんし、どんなことに興味があるか、どんなことをすれば喜ぶかなど多少分かっていたので家庭教師に向いていたのかもしれません。そのため私の予定を聞いてきて家に遊びに来る子も。休みの日まで来るな!と言いながらも私を慕ってくる子たちに家の両親が相手をしている時もありましたね。私はというと、こっそり出掛けてショッピングなどを楽しんでいましたが。

今でもつながっている
実は家庭教師として受け持っていた生徒何人かとは今でもつながっています。私の生徒ではないのに今でも先生と呼んでくれる子もいます。結婚式に招待してくれた子もいました。一時的なつながりだけだと思っていたのに、将来にわたってつながりを持つことが出来るのは素直にうれしいですね。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。