フィリピン語学留学(英語)・幼児&お母さん編
「幼稚園事情」「学費と教材」「幼稚園のセキュリティ」などフィリピン語学留学・幼児&お母さん編を紹介します。

フィリピン幼稚園の入園手続き

2012/10/26

フィリピン幼稚園の入園手続きは、私設幼稚園・私学付属幼稚園も同じです。難しい申請書類は必要ありませんが、2ヶ月おきに滞在許可の更新が必要になります。パスポートの有効期限にも注意が必要です。

私設幼稚園の場合は、入園申込書に子供の氏名とバースデイ、そして住所と電話番号を記入します。一番下に保護者の氏名とサインをして提出します。後は入園費と1ヶ月分の学費を納めるだけです。私学付属幼稚園の場合は、レギュラーとリレギュラーの手続き方法があります。リレギュラーとは、正規ではなく体験入学という意味合いがわかりやすいと思います。

入園申込書に必要事項を記入して提出し、入園費と1ヶ月分の学費を納めます。他に、教科書、教材、専用ノート、制服一式、ジャージなどが必要になります。学費は半年、1年と前払いすれば2割引くらいになります。レギュラーは、正式に入園し修業証書や卒業証書を発行してくれます。申請方法は同じですが、各自治州の州法によって就学許可証を取得する必要があります。就学許可証はSSPと呼ばれ、最寄の入国管理事務所で手続きを行います。

娘の場合は、英語を覚える事が先決でしたので、リレギュラーにて入園させました。卒業を迎える最終年齢の時に就学許可証を申請しようとしたら園長先生が「貴方の娘さんは2年間通ったから、就学証明書が無くてもレギュラーでOKですよ」と言われました。フィリピンは何事もケースバイケースです。娘と同じクラスに日本人の男の子が一人、他のクラスにも女の子が二人いました。こんな南の国の片田舎でも、日本人の子供がいるんだなあ・・と思いながらお母さんと子供に日本語で話しかけましたが、まったく通じませんでした。

日本人のお父さんは、仕送りだけしてくれるけど滅多にフィリピンへは来ないそうです。日本の勉強をさせてあげたいけど、教えてくれる人が居ないと嘆いていました。小さい時ほど語学を吸収する能力が高いと言いますがやはり、海外にいても日本語の勉強を疎かにしてはいけませんね。

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。