中国で教えられたこと
中国滞在(7年)のヤンヤンさんが中国で教えられたことを紹介します。

日本のいい所を再確認

2013/12/03

中国で教えられたこと、それは「日本がいかに恵まれているか」ということです。日本に住んでいたときには当たり前で気づかなかった「日本のよさ」に心底気づかされます。(もちろんよくない点に気づくこともありますが)

まず日本はとにかく「治安がいい」です。チャックの付いていないかばんを持っていても財布がすられる心配なんてほとんどしなくてもいいですし、驚いたのは、日本のスターバックスでスマートフォンを忘れてしまった友達が次の日に取りに行ったらレジで保管されていたという話がありました。

中国では、チャックの付いていないかばんに財布を入れて人ごみを歩くなんて「どうぞ財布を盗ってください」と言っているようなものですし、スマートフォンを置き忘れようものなら3分後に気づいて戻っても無くなってしまっているでしょう。

交通ルールもきちんと守られていて、「歩行者優先」が普通ですが、ここ中国では「車優先」が普通なので、横断歩道の信号が青でも右左折の車が優先で、いつ曲がってくるか分からないのでとても危険です。ただ、信号が赤でも車が通っていなければ渡るのが普通ですから、日本で車が通らないのに赤だからと待っている人を見ると正直少しもどかしい気持ちになってしまいます(笑)。

また、日本に帰ると感動するのが「サービスの良さ」です。ここ中国ではレジでおつりを投げて渡したりすることも多いですし、接客に「笑顔」がありません。店に入っても仕事をする気がその時なければ「いらっしゃいませ」の一言も言わない店もあります。 なので、日本に帰ると本当に癒されます(笑)。

中国では「どうもすみませんでした」という言葉を日本人のように頻繁には言いません。見方を変えれば日本人は「ごめんなさい」を言いすぎてしまうとも言えますが、まず謝れる日本人は素晴らしいと思います。中国ではトラブルがあったときには言い訳から入る中国人が非常に多くて、そういうときには「まずは謝るべきでしょ!?」と切れてしまいます。

中国に住んで日本のよさをひしひしと感じる分、日本に帰国するとマナーが守れているか緊張してしまいます。母国なのに変な感じです。

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ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。