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兵庫県/関西名物? 甲子園で阪神タイガースを応援してみよう

2014/03/03

関西の経済は阪神タイガースに左右される、とよく言われますが、これはある程度本当だと思います。というのも、イメージ通り全員が全員阪神ファン。そこで阪神が勝てば飲み屋が儲かり、阪神が負ければ仕事に身が入らない人が続出。

実際、神戸で働いていたとき、大阪出身の上司は阪神の試合は全試合ビデオ録画しているほどの阪神ファンで、阪神が負けた次の日は大変機嫌が悪く、大変でした。

そんなステレオタイプとも言える阪神愛。ただ、関西に住んでいないと、その雰囲気を日常的に味わうのは難しいと思います。

そこで、プロ野球のシーズンに関西旅行に来たら、是非とも甲子園球場のナイターに足を運んでみてほしいです。チケットは、ライトスタンドの席がベスト。ライトスタンドは阪神ファンの定席で、クレイジーな応援の様子が存分に楽しめるからです。

阪神ファンの応援は、攻守や選手によって応援マーチが決まっており、みなさんきっちり歌詞を覚えて歌っています。マーチバンドもボランティアとは思えないほど巧みに演奏しています。

ただ本当に面白いのは、阪神ファンの口の悪さ。特に巨人が相手だとヤジに拍車がかかります。「イテまうぞボケ!」「今からしばくからな!」などは当たり前。巨人のマスコットキャラのジャビットを皆の前で踏みつける人も毎回います。

一番面白かったのは、山本モナとの不倫デートがスクープされた直後、巨人の仁岡に対して「モナ岡ー!」というヤジが飛んでいたとき。笑ってしまいました。

試合の合間にはかわいい阪神のマスコットキャラクター、トラッキーとラッキーがライトスタンドに向かってバック転などのパフォーマンスをして楽しませてくれます。

そしてもちろん、タイガースが勝てば「六甲おろし」の大合唱で〆。これは一緒に歌えると気持ちいいので、1番〜3番まである歌詞を予め覚えておくといいです。

当日券を手に入れるのは難しいので、チケットぴあなどで事前に購入しておくのがオススメですよ。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。