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兵庫県/冬の城崎温泉でカニ三昧・外湯三昧のすすめ!

2014/03/05

わたしは大学生時代からの10年間を神戸市で過ごしたのですが、毎年冬になると欠かさずやっていたことがあります。それは、兵庫県北部の城崎温泉に1泊旅行に行って、心ゆくまでカニを食べること。

城崎温泉は日本海にほど近く、どこの旅館でも毎年11月〜3月まで新鮮な松葉カニを売りにした宿泊プランを提供しています。大体1泊2食付1万5千円ほどで、松葉ガニがひとり丸ごと1杯以上食べられるんですよ。

思い出深いのは、城崎駅から徒歩3分の立地にある「油屋」で食べたカニ料理のプラン。お刺身に始まり、てんぷら、茹でカニ、焼きカニ、最後はカニスキと、ひとりカニ2杯のフルコースでした。カニの新鮮さはもちろんのこと、特にカニスキのお出汁が美味しくて、感動したのを覚えています。

城崎温泉はまた、種類豊富な外湯巡りが楽しめることでも有名です。外湯は全部で7つもあり、旅館に泊まると、大体外湯巡りチケットが付いてきます。

どの外湯も様々な歴史があり趣向を凝らしたものなので、全部訪れたいところですが、1泊2日で7つも外湯に入ったらのぼせてしまって大変ですよね。そこでここでは個人的にオススメの3つの外湯をご紹介します。

「御所の湯」は13世紀に、皇室の貴婦人が入浴したことから名づけられた、とても歴史と格式のある外湯です。それこそ京都御所を思わせるような立派な外観で、内部もとても広々しており、内湯・露天風呂の湯船の大きさは圧巻です。

「一の湯」は有名な洞窟風呂がある外湯。洞窟はかなり広々としているので、お風呂に入りながら探検気分が楽しめてしまう温泉です。

「柳の湯」は建物・浴槽とも木でできていて、木の香りが館内全体に漂い、アロマティックな効果をかもし出しています。

年末年始の宿泊は10月頃から予約が埋まり始めるので、お気に入りのプランが見つかったらすぐに予約することをオススメします。カニ三昧・外湯三昧で、1年頑張った自分にご褒美はいかがですか?

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。