みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

シンガポール/シングリッシュを話すシンガポール人

2010/04/04

シンガポールに行った際に感じたことは、何だか中国に来たようなそんな感じがしたことで、シンガポールと言っても、実は人口の約80%が中国人であるということを皆さんご存知でしたでしょうか?なので行く場所行く場所で、中国語がよく耳に入ってくるのですが、共通語はもちろん英語です。

しかしながら、シンガポール国民(っと言うよりも中国人が)話す英語は独特なものであり、なまりがあることからシングリッシュ(シンガポール+イングリッシュ)と呼ばれているそうです。確かに聞いていると「OKら〜」とか、「NO ら〜」と言うように語尾になぜか、ら〜(lah)が付いていたのですが、これはよく考えてみると日本でいう「OK ね」とか「Thank you ね」の「〜ね」と同じ言い回しなのかもしれません。私には、同じアジア人同士ということもあってか、そんなに分かりずらい英語ではありませんでしたが、英語圏の人にはチンプンカンプンだったりするそうです。

そのためか、シンガポール政府は、正しいちゃんとした英語を国民にしゃべってもらいたいと望んでいることを訴えていたのですが、その訴えている政府の方もまたシングリッシュなので笑っちゃいます。某大学にはシングリッシュ矯正講座なるものもあるようなのですが、もし英語が不得意でも、単語だけや、身振り手振りといったジェスチャーだけでもお互いにコミュニケーションをとることができますので安心して気軽に旅をすることができます。

また、シンガポールには、中国人の他にインド人(人口の約10%)も多く、「リトルインディア」という小さなタウンが実際にあります。これは、世界各国にチャイナタウンがあるように、ここシンガポールには、歴史の流れによってインド人のタウンが存在しているのですが、中にはヒンズー教寺院や、インディアンフード店、インドの雑貨店などがあり、サリー服を着ていた女の人もいたし、まさにここはインド!

それはシンガポールに居ることをすっかり忘れてしまうくらいで、カレースパイスの匂いにつられて入った店内では、カレーを手で食べている人もみかけたし、町中では嗅いだことのない良いお香の匂いがしていて、とてもエキゾチックな気分を味わうことができました。中国にいるのか、インドにいるのか、とても不思議な気持ちをさせてくれる国、それがシンガポールです。

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」