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バンコクからコ・タオに直行できるジョイントチケットとは？

2014/08/18

日本国内でも、知らない土地での移動というのはハプニングがつきもので、接続など上手くいかないことが多いものです。ましてや外国となると、言葉の問題が加わるためさらにややこしいことになるのが常。パッケージツアーに参加してしまえばラクですが、自由度が低いためそれは避けたい……という方もいると思います。

バンコクからタイの東海岸の離島コ・タオに移動する際、コ・タオ行きのボートが出る港まで行くバスと、ボートのチケットがセットになったジョイントチケットを利用しました。このチケットを利用すれば、自分でバスやボートの時間を調べ、それぞれのチケットを予約するという手間がはぶけ、とても合理的です。

このジョイントチケットはバンコクのどこの旅行代理店でも扱っていると思いますが、わたしはカオサン通りの一本裏にある通りの、通称「シークブラザーズの店」で予約しました。このお店は、どんなチケットでもカオサン通りで一番安く購入できると、長期旅行者に教えてもらったお店です。コ・タオまでのジョイントチケットは900バーツ（約2700円）でした。

移動日当日は、夕方5時ごろカオサン通りからすぐの指定場所に行きました。その場で大型バスに乗り込み、他の旅行者とともに港へ。そこで夜8時出港のボートに乗り換えました。ボートの中は雑魚寝用のマットレスが敷いてあり、知らない人と隣り合わせに寝なければならないので、ちょっと変な感じがするかもしれません。

夜中に別の港に着き、そこで今度は大型フェリーに乗り換えました。このフェリーは普通の着席タイプで、シートも大きくなかなか良かったです。

コ・タオには朝7時頃着きました。合計12時間以上の移動だったのでクタクタでしたが、それでも自分ですべてを手配して、接続など上手く行かなかった場合を考えると、ラクに移動できた方だと思います。

コ・タオ行きの他にも、コ・パンガン行き、プーケット行き、コ・ピピ行きなど、さまざまな行き先のジョイントチケットが出回っています。バンコク発でタイの離島に行くのであれば、是非チェックしてみてくださいね。

ライタープロフィール

そまちひろさん／女性／年齢：30代／中南米（2013年現在）／フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。