バリ島の楽しみ方
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バリ島旅行の際に気をつけたいこと、タイプ別3つ

2014/10/28

バリ島はリゾート地としてとても人気があり、観光客のための設備や治安が整っています。それでもやはり外国ですから、日本にいるときとは違った意識で気をつけないといけないこともあります。そこで、バリ島旅行の際に気をつけたいことを、タイプ別に3つ挙げてみたいと思います。

1.健康上の注意−生水に注意
バリ島では水道水は飲めません。「そんなの当たり前、もちろんペットボトルの水を飲む」という人でも、更に念を入れて気をつけたいのが、歯磨きの際に口に含む水。飲み込みはしなくても、生水を口に入れてしまうと、生水を体内に取り込んでしまうからです。

そこまで神経質にならなくてもと思われるかもしれませんが、無菌状態の日本で暮らしている人が東南アジアに来るわけですから、気をつけるに越したことはありません。普段からお腹が弱い方や、ちょっとしたことで体調を崩しやすい方は特に、歯磨きの際もペットボトルの水を使うことをオススメします。

2.治安上の注意−金銭の盗難
強盗や殺人などの凶悪犯罪は少ないバリ島ですが、発展途上国に経済的に豊かな人たちがリッチな休日を過ごしに行くわけですから、お金の管理には十分気をつけたいところです。

ビーチでの置き引きはよくある盗難例のひとつ。ビーチサンダルやタオルなど、「なんでそんなものまで」と思うようなものが盗られたりすることも。海に入りたい場合は数人で行って常に誰かが所持品のそばにいるようにするのが無難です。

また、ホテルスタッフによる盗難にも注意が必要です。超高級ホテルでは稀かもしれませんが、ロスメンと呼ばれるゲストハウスや、低級〜中級ホテルでは、部屋を空ける際には貴重品を一ヶ所に集めて南京錠でロックするのがベター。盗られたものはまず帰ってきません。

3. マナー上の注意−チップ
日本にはない習慣、チップ。「言われた料金を支払っているんだから、何も悪いことはしていない」と思うのはもっともです。ただ、バリ島は欧米人が多い超リゾート地。チップの習慣がしっかり根付いています。一般的なレストランや、高級ホテルでは総額の10%程度をスタッフに渡すのが常識です。

また、そういった場所で働いているバリ人は、お給料は小額しかもらっておらず、チップで生計を立てている場合が多いのも事実。バリ島に休日を楽しみに行く余裕があるのであれば、そういった人たちに気持ちよくチップを渡すのは当たり前とも言えます。

快適なリゾート地のバリ島ですが、あくまで外国にいることを忘れずに、楽しいバカンスを過ごしてくださいね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。