沖縄ってどんな所?
これから沖縄で生活をしたいと思っている人や沖縄での生活を知りたい人に、沖縄育ちのオキナワンさんが現地の情報を紹介します。

年間を通じ何かと行事が多い

2012/02/09

私は、生まれてからずっと沖縄で暮らしていますが、日々思うことが沖縄は年間を通じて何かと行事が多いと言う事です。本土と比べると多いか少ないかはわかりませんが、沖縄の人は、横の繋がりが強いため何かある度に連絡が来て出向いたりします。私の場合、祖父母関係の行事に付き合うことが多く月に平均3から4回ほどは一緒に出かけます。行事には、お祝い事もあればお悔やみ事もありその際には必ずお金が必要になってきます。そのお金が意外にバカにならず月に4から5万ほどは使います。これは、痛い出費ではありますが仕方がないことですね。

その他の行事としては、3月に清明祭(シーミー)と呼ばれる先祖が眠る本家の墓に親戚一同集まりお供え物やお線香をしてみんなで料理を食べます。お墓で料理を食べるなんて何とも不思議に思う人もいるかもしれませんが、沖縄では昔から毎年行われている伝統の行事です。

8月になると3日間に渡りお盆が各家庭で行われます。お盆の初日(ウンケー)には、家にある仏壇と呼ばれる先祖を祭っている所を綺麗に掃除をしてお供え物を並べて先祖の霊を迎えます。このお盆が行われている期間は、各地で青年団によるエイサーも行われます。最終日の(ウークイ)になると黄色に紙で出来ている(ウチカビ)を焼いて先祖を見送ります。この黄色に紙で出来ている(ウチカビ)とは、あの世のお金と言われていて先祖があの世でお金に困らないようにとの事で使用されています。このお盆の期間中は、親戚ばかりだけではなく知人も数多く訪れる年内に行われる行事の中でも家に訪れる人が多い期間ともなっています。

上に挙げた行事が沖縄で毎年必ず行われる主な行事となります。この他にも沢山の行事があるのですが、それは家庭によって様々です。清明祭とお盆はいつまでも無くなる事はないと思いますが、親戚の行事への参加は、私が高齢者になる頃には、無くなるのではないかと思います。その理由として親戚への行事の参加は、主に祖父母に関係しているため私自身はさほど関係がないからです。

本土のように身内だけで行うのが理想的ですね。

関連記事
ライタープロフィール

オキナワんさん/男性/年齢:30代/沖縄県在住/現在は、アフィリエイトをメインとして常日頃からお金を稼ぐ方法を調べて実践している努力家です。趣味は、毎朝の散歩とスポーツ観戦です。