沖縄ってどんな所?
これから沖縄で生活をしたいと思っている人や沖縄での生活を知りたい人に、沖縄育ちのオキナワンさんが現地の情報を紹介します。

沖縄に多い台風などの自然災害について

2011/11/22

沖縄の自然災害と言えば台風が一番有名ではないでしょうか。その通り、沖縄には毎年夏から秋にかけて台風がやってきます。何故、沖縄は台風が多くやってくるのでしょうか。それは、沖縄は台風の通り道となっているからです。台風は地球の赤道近くで発生して温かい海水によって勢力が強くなっていきます。

赤道から日本に向けて季節風が吹いておりそのため温かい海水によって勢力を強めながら沖縄近くにやってきます。沖縄の場合、沖縄本島よりは宮古や石垣島などの離島に直撃することが多く、台風が近づくに連れて風、雨共に強くなります。海も風の影響で猛烈にしけているのでさすがに泳ぐ人は居ませんが、海の様子を眺めようと海沿いに訪れる人もしばしば見られます。

私も学生の頃は、面白半分で海沿いに行っては海の様子を眺めていました。台風には、強風域と暴風域があるのですが強風域だと風が普段より強いと感じる程度ですが暴風域だと普通に立っていたり歩くのが困難な程、雨、風共に強くて大変です。

沖縄の場合、昔から台風が多い地域のため家も基礎から頑丈に作られているし慣れているので、人身被害についてはそんなに多くは無いのですが、農作物の被害は深刻で毎年台風がやってくる度に多額の損害を受けています。特に台風の直撃を多く受ける宮古島や石垣島などの離島は、農作物の被害が深刻で停電もよく起こります。台風がやってくると陸上、海上共に天候が荒れるので飛行機や船も通りません。そのため、長時間台風の影響を受けることで農作物の被害がより深刻になるばかりだけではなく、物資などが到着するのも遅れてくるので生活にも支障をきたしてしまいます。

梅雨の時期に雨が多く降ってくれれば夏場の水不足も無くなりますが、沖縄はたまに梅雨の時期に雨が降ることが少なく夏場に水不足に陥ることもしばしばあります。そんな時に台風が来てくれると水不足を解消してくれる面ではありがたいですがトータルで考えるとやっぱり来て欲しくない自然災害です。

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ライタープロフィール

オキナワんさん/男性/年齢:30代/沖縄県在住/現在は、アフィリエイトをメインとして常日頃からお金を稼ぐ方法を調べて実践している努力家です。趣味は、毎朝の散歩とスポーツ観戦です。