北海道旅行記
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小樽/旅の出発点「小樽駅」も見どころたくさん

2015/04/03

JR小樽駅のホーム

JR小樽駅のホーム

札幌から港町の小樽に今回、足をのばすことにしました。JR札幌駅から快速エアポートで30分ちょっと。バスも出ているようです。

この日は夜に雪が降ったようで、前日とはうってかわって景色が一面の銀世界になりました。札幌市内ではまだ少なかった雪の量も、郊外に出るとどんどん雪が増え、まさに「北国にやってきた」という雰囲気に。しかも、鉄道内は暖房がガンガン効いていてとても暑い。本土から来るとその"温度差"にビックリ。

そして、小樽駅に到着しました。電車から降りてそのまま駅の改札に向かおうとしたら、奥にもホームがあり、よく見てみると「裕次郎ホーム」という看板が掲げてありました。そう、あの石原裕次郎が当時、映画の撮影でロケ地になった場所で、そのまま残されていましたし、当時の石原裕次郎の写真パネルまで展示されていました。裕次郎ファンにはたまらない場所でしょうが、電車から降りた多くの客は見向きもせずに一路、改札に向かっていっていたのが不思議でした。「小樽駅」のレトロな看板もあったので、とてもフォトジェニックでいい写真が撮影できました。

その後、改札を出ると、歴史ある駅舎にまたビックリ。小樽駅は明治36年(1903年)に開業し、現在の建物は昭和9年(1934年)に建築されたそうで、国の登録有形文化財でもありますから、見ごたえありました。しかも、北海道内では最古の鉄骨鉄筋コンクリート造りの駅舎で、2012年4月にリニューアルしてお土産店、キオスク、カフェなどができていました。

駅のホームも、雪景色とともにとてもノスタルジックな雰囲気でしたが、小樽を象徴する石油ランプが壁面に並んでいる光景も圧巻でした。あれこれ写真を駅舎で撮っているうちにあっという間に時間が経ったので、途中で切り上げて駅舎を飛び出したほど。それほど、駅マニアでなくてもこの小樽駅はとてもステキでした。

なお、小樽観光の出発点として、この小樽駅のほか、南小樽駅もあります。堺町通りエリアに行くなら、南小樽駅のほうが近いです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。