北海道旅行記
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札幌/まずは「時計台」からスタート

2015/03/10

札幌の時計台

札幌の時計台

北海道を訪れたのは通算3回目です。3回とも、札幌・新千歳空港の発着で、札幌エリアに滞在。その他のエリアだと一度、レンタカーで富良野・美瑛などを訪れたこともありますが、宗谷岬や知床などに行ったことはなく、行きたいと思いながら、北海道の大地は広大すぎてなかなか回りきれません。

まず、札幌で誰もが訪れる場所といえば「時計台」でしょう。あの白壁の塔時計は、札幌のシンボルともいえる存在で、繁華街の中心地にあります。10年ほど前に札幌を訪れた際、自分が真っ先に向かったのもこの時計台でした。そして、よくある感想で、この時計台を見た瞬間に「あれ?」と。高いビルに囲まれているせいか、写真では立派にそびえ立っているようにも見えた時計台が、実際に見るとかなり小さい。よく「がっかりスポット」ともいわれますが、イメージしていた時計台とはちょっと違ったのは確かです。

でも最近、札幌を訪れて改めて見てみると、自分が年を取ったのもあるかもしれませんが(苦笑)なかなか立派な建物に見えました。

この時計台は、正式名称は旧札幌農学校演武場といい、明治11年(1878年)に教頭だったW.S.クラーク博士の構想で建設されたのは有名な話。後から知ったのですが、当時は時計塔がなく、開拓長官だった黒田清隆の指示で3年後に付けられたそうです。

時計台の内部は見学できます(有料)。館内は時計台の歴史をさまざまな角度から紹介するミニ博物館になっています。1階には北海道や札幌の文化財などを展示する旧・農学校講義室、農学校の歴史やクラーク博士、時計台の歌や文学などを紹介する旧・農学校博物標本室の2つの展示室があります。そして2階は旧・農学校演武場で、塔時計の大型映像、実物の兄弟時計などがわかりやすく展示されていました。名曲「時計台の鐘」も聴けます。

時計台には、JR札幌駅からも地下道を歩いて行くことができ、大通公園からも近いです。札幌きっての写真スポットでもあり、ここはまず押さえておきたい観光スポットです。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。