仕事体験記
こんな仕事を経験しました。聞いてみたかった仕事体験記。

突然言われた英語に戸惑うウェイトレス

2010/06/06

ウェイトレスと働きはじめて上達したな〜っと自分でも思いことは電話の受け答えです。私が働いていたレストランのランチ時は予約で満席になるくらい忙しく、「今から行くけど席空いてる?」っという電話も多く、その際に時間と人数と名前を聞かなくてはいけません。こちらから聞く分は良いとしても、問題はヒアリング。特に時間を言う際に普通に「One fifteen」(1時15分)と言ってくれればいいのですが、「quarter past one」と突然言われた時、何が何だか分からずお客さんに迷惑をかけてしまいました。

この「quarter past one」は1時15分のことを指すのですが、そんな言い回しがあることをはじめて知った私は、当然「quarter to one」(12時45分)という言い方があることを知らず、それも丁寧に時計の絵まで書いて教えてくれたお客さんもいました。このように英語の事でかなり恥ずかしい思いもたくさんしましたが、失敗することで確実に英語力はついてきたし、オーストラリアのお客さんはゆっくり話してくれるし、私にとっては最高の職場でした。

また、私の英語力がない上にオージーイングリッシュはかなり訛って聞こえ、英語の「エ」という発音をオージーは、「ア」と発音するので、例えば「Today」だったら「トゥデイ」を「トゥダイ」、「8」だったら「エイト」を「アイト」と発音します。しかしながら、英語学校にわざわざ高いお金払って行った3ヶ月よりも、給料もらいながら働いたレストランでの方が確実に英語を覚えたし、しかも普通の日常会話英語のやり取りができるようになったのも、ここで働いたおかげだとそう思っています。

その上、ここでオーストラリア人について知ることもできて、彼らがとってもお寿司が好きでワサビが大好きだということや、お箸の持ち方が上手だということ、お話好きでよく聞いているとくだらない話で盛り上がってること、人に親切だということ、お酒が大好きで昼間っから飲んでいることなどなどを見ていると、やっぱりここは日本とは違うんだな〜って感じました。

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」