セブ島で危険を回避する10ヶ条
空港での注意点、両替での注意点、ホテルでの注意点、トラブルを起こした時の注意点、などセブ島で危険を回避する10ヶ条を紹介します。

セブ島 乗り物での注意点

2013/06/07

セブ国際空港の出国ゲートを出ると、空港専用のタクシーが並んできます。空港専用タクシーはメーターで利用できますが、かなり割高の料金に設定されています。私は空港の真ん前にあるマクタンカジノホテルに歩いていき、ホテルのラウンジでひと呼吸休んでから、ホテルのガードにタクシーを呼んで貰います。ホテルのガードがタクシーのナンバー、運転手の名前を書きとめた紙を渡してくれます。カジノホテルのラウンジは無料ですが、軽いドリンクや食事を注文する事もできます。

空港の一歩外は異国です。日本の常識やモラルはまったく通用しません。日本のように電車やバスなどの公共交通手段がなく、特に移動は神経を使います。

マクタン島の乗り物は、自転車を利用したバイシクル、バイクを利用したトライシクル、軽自動車を改造したぺティキャブ、トラックを改造したジープニー、そしてタクシーです。

バイシクルは、マクタン島で見かけますがセブ市内では殆ど見かけません。ホテルの近くがテリトリーで、歩くよりはマシかなあ・・と言う時に利用します。初乗りで5ペソ、それ以上は行き先ごとに交渉します。

トライシクルは、バイクの横に4人乗りの座席と屋根を取り付けた乗り物です。マクタン島の庶民の足として利用されています。セブ市では交通規制がされ、何処へでも行くと言う事はできません。初乗りは10ペソで、行き先により交渉が必要になります。トライシクルは、横の座席に4人、バイクの後ろに2人、荷物を載せる台に2人と多い時は合計で8人が乗り込んできます。日本人が乗っていると判ると、何の目的もなく乗り込んできて話しかけてきます。何処へ行くのか?何しに行くのか?私がガイドしてやる!など、話しかけても無視する事です。トライシクルでのトラブルで一番多いのは、携帯やカメラを手に持っていると、サッと奪って逃げていく窃盗事件です。カメラや携帯は絶対に見せないようにしましょう。

軽トラを改造したぺティキャブとトラックを改造したジープニーは、行き先が決まっています。ぺティキャブは町と町を繋ぎ片道1時間程度の距離になります。ジープニーは市と市を繋ぎ、中距離のテリトリーを持ちます。路上で手を挙げれば直ぐに捕まえる事ができ、コインでコンコンと合図すれば止まります。タクシーの5分の1くらいの料金で、日本人の方も利用していますが、私は苦手な乗り物です。

ぺティキャブやジープニーは、渋滞している時に物売りと靴磨きが入り込んできます。気が弱いと思う客には、注文もしていないのに売り物を放り投げて法外な金を要求します。私は投げ返し「NO!」とハッキリ大きな声でいいます。

靴磨きは小さな子供で、現地人は仕方なく10ペソ払いますが、お金を貰うと途中で辞めて降りてしまいます。私は、靴を履かずビーチサンダルを履くようにしています。

マクタンやセブ市のタクシーは評判が悪く、乗る前に必ず「メーターOK!」と確認しましょうメーターを隠しているようなタクシーは乗りません。どうしてもタクシーが必要な場合は、乗る前に行き先をつげて値段を交渉してから乗ります。降りる時は、先に降りて運転手の窓越しにお金を払います。私はタクシーと何回も喧嘩していますが、現地の人に言わせると「乗る前に値段を交渉しないほうが悪い」といわれます。最近はレシートを発行するよう義務化されていますので、揉める時はレシートをよこせと言いましょう♪

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ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。