中国ってどんな所?
中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中のはなオンマさんさんが住んでいる視点で驚きの中国を紹介します。

子連れで中華のおすすめ

2013/03/05

旅行で中国に来たり、また、中国に来て間もないと、子連れで中華料理のレストランに行くのはちょっと不安になりませんか。子供が食べられる物ってあるかな?とか、何を頼めばいいんだろう?とか。

中華料理には色んな種類があって、大きく分けると、「山東料理(北京料理を含む)」「上海料理」「四川料理」「広東料理」「福建料理」「江蘇料理」「浙江料理」「湖南料理」「安徽料理」8つに分けられます。

日本人にとって馴染み深いのは、「山東料理」「上海料理」「四川料理」「広東料理」でしょうか。この4つを中心に紹介したいと思います。

最もおすすめなのは「広東料理」です。広東料理は素材の味を生かすために味付けが薄く、基本的に辛いものはありません 「広東料理」には「飲茶」が含まれますが、「飲茶」が子連れには一番いいと思います。「飲茶」はたくさんの点心を注文して食べますが、肉まんやシュウマイ、春巻きなど、子供が手で持って食べられる物が多く、もちろん大人も大好きな味なので、家族みんなで楽しめると思います。我が家の子供達も飲茶が大好きで、食べに行くと大人以上に食べます。 この飲茶、夕食時はやっていないので、朝かお昼に行ってみてくださいね。是非おすすめです。

次におすすめなのは、「上海料理」です。「上海料理」は甘く濃い味付けが特徴で、日本の煮物に味付けが似ているとも言われています。東坡肉(ドンポーロウ=豚の角煮)や小籠包などは子供でも大丈夫な味です。大人は上海蟹も楽しみたいですね。

次は「山東料理」です。「山東料理」には北京料理も含まれていて、北京ダックや水餃子や饅頭(マントウ)などが日本でも有名です。特に辛くも甘くもなく、日本人にとっても食べやすい味です。餃子やチャーハンを注文すれば子供も喜んで食べられると思います。

最後に「四川料理」は山椒と唐辛子がたくさん使われる料理で、ただ辛いだけではなくしびれるような辛さが特徴のため、四川料理の辛さは「麻辣(マーラー)」と言われます。日本では麻婆豆腐や回鍋肉が有名ですが、本場のものは辛くて食べるのに苦労します。子供が食べるのには絶対に向きませんね。

子連れで中華もがんがん楽しんでください。

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ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。