インド旅行を楽しむ方法
インドに長期滞在したそまちひろさんが、インド旅行の楽しみ方を紹介します。

インドでお腹を壊さないために出来ること

2015/01/06

コルカタに着いた直後にひどい腹痛にみまわれ、トイレにこもっているかベッドで熱にうなされているか、というひどいクリスマスを過ごしました。クリスマスイブに道ばたで買ったパパイヤを食べたので、そのせいだと思っています。(パパイヤは雑菌がつきやすいそう)

インドに行った人なら誰もが一度はお腹を壊した経験があるのではないでしょうか。無菌状態の日本から、人々が川や線路脇をトイレにしてしまうようなインドに行けば、無理もないことだと思います。でも、できれば楽しい旅行を台なしにするような経験はしたくないですよね。

では、インドでお腹を壊さないために、何ができるでしょうか?

1. 生水は口に入れない
さすがにインドで水道水を飲もうという猛者はいないでしょうが、実は歯みがきのときに口に含む水も、少量ですが体内に取り入れてしまうことには変わりありません。インドに慣れていないうちは、歯みがきのときもペットボトルの水を使うのがベター。

2. 安食堂・屋台では食事しない
やはり安い店は衛生状態にも期待できないです。店構えを見て何となくキッチンの状態を想像できると思うので、なるべくきれいな、中〜上級のレストランで食事をすれば、安心感もアップ。

3. 水なしで除菌できるハンドジェル
インドで似たような製品が販売されているか分からないので、日本から除菌用ハンドジェルを持っていくといいでしょう。手を洗いたくても石けんが置いていない場合が多いので、バッグに入れて常に持ち歩くと便利。

4. それでもお腹を壊したら、コカコーラ
これは科学的に証明されているわけではないのですが、個人的な体験から、コカコーラは腹痛の特効薬だと思っています。あまりにケミカルなので、お腹の中のバイ菌を殺すのだとか、本当かどうか分からない話も。飲んだらすぐに痛みが退き、ついでにエネルギー源の糖分も一緒に摂れるという便利さです。

せっかくのインド旅行ですから、元気一杯フル日程で楽しんでくださいね!

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。