みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

マレーシアの「タクシー」かしこい使い方

2010/12/30

何度も言っている通り、マレーシアは物価が安いです。世界で最も物価が高いといわれる日本での生活に慣れていると、マレーシアに行くと本当に驚くはず。

そして、タクシーの運賃も、日本では考えられないほど安く済みます。ただいくつか注意した方がいいと思う経験に遭遇しました。

まず、自分が泊まるクアラルンプール市内の4つ星ホテルの前からタクシーを利用しました。その時、ちゃんとタクシーの運転手はメーターを倒して、目的地に着くとそのメーター分の請求しかされませんでした。これは日本でも同じシステムだと思います。しかし、マレーシアのタクシーでこれはとてもまれなケースだということが次に乗った時にわかりました。

今度は、ホテルの前にタクシーがなかったので、道路に出て拾いました。そして乗って走りだすと、いつまで経ってもタクシーのメーターを動かそうとしません。おかしいと思って英語で「メーターを動かせ!」と言ってもまったく動かす気配がありません。そして、目的地に着いて「●●リンギット」と適当な金額を言われ、前にメーターを動かして利用したより倍以上の値段だったので「それは嘘だ、昨日同じ距離で使ったら●●だったぞ!」と言うと、その同じ値段とまではいかずとも近い値段をもう一度言って来たのでそれで妥協して払って降りました。

その直後、マレーシアのタクシー事情に詳しい人に聞いたら「マレーシアのタクシー運転手は本当に低賃金で働いている。メーター分ではとても生活できない。ので、メーターを倒さないでちょっとでも多めに払うのを市民も納得している」とのことでした。要するに、ただの「ぼったくり」というよりは、過酷な労働を強いられているタクシー運転手に対しての「温情」のような感じだそうです。

とはいえ、日本人はやはりお金を持っていると思われるので、法外な値段を言ってくる場合があり、注意は必要。自衛策は「●●まで行きたいんだけどいくらぐらい?」とまず聞いてからタクシーに乗り込むことだと思いました。

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ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。