ニカラグア オメテペ島ってどんな所?
「知っておきたい便利情報」「物価感覚」「交通機関について」「ニカラグア湖」「気候と、旅行時の服装について」などオメテペ島について紹介します。

オメテペ島の交通機関について

2017/04/19

フェリー

フェリー

まず、本土からオメテペ島へ向かうには、リバスという湖畔の町からフェリーに乗ります。2つのフェリー会社が運行していて、大型船と小型船がほぼ1時間おきに運航しています。

大型船はモヨガルパとサン・ホセ・デル・スールに向かう便があり、波の状態にもよりますが、約45分ほどでモヨガルパに着きます。小型船はスローなので時間がかかり、1時間半ほど。ただ、小型船は大型船の半額以下です。

湖と言っても風の状態によってはかなり波が高く、特に小型船の揺れが大きいです。船酔いしやすい人は、酔い止め薬をしっかり飲んでおきましょう。地元の人でも船酔いで辛そうにしているのを見かけました。

また、日中で日が高い場合、船内の席が満席でデッキに座らないといけない場合は、先頭に向かってどちらに太陽が当たるかをチェックしてから、日陰サイドに陣取るのがベター。でないと、1時間もの間じりじりと激しい日差しに焼かれ続けることになります…。

オメテペ島は全長31kmの大きな島。それも、2つの火山の外周に沿って移動しなければいけないので、町と町の間の移動には結構時間がかかります。モヨガルパ〜アルタグラシア間、アルタグラシア〜ベルゲ間には公共バスが走っていますが、タイムテーブルはあってないようなものです。それぞれの発着地でバスがいっぱいになったら発車する、という具合なので、特定の時間のフェリーに乗りたい人は、十分な余裕を持って行動するのがベターです。

また、バスはいつも地元の人で超満員。下りたい場所で下りられない、という事態も発生します。

島内移動は他にタクシーがあります。モヨガルパ〜アルタグラシアまでで300コルドバ(約12ドル)ほどです。大きな荷物を抱えている人や、複数人で移動する人は、タクシー移動が便利でしょう。

他には、レンタルバイクやレンタルサイクルもあります。レンタルバイクは1日レンタルで20ドル〜と、結構高額です。レンタルバイクは1日8ドル〜でした。

状況に合わせて、島内交通を上手に使ってくださいね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。