ニカラグア オメテペ島ってどんな所?
「知っておきたい便利情報」「物価感覚」「交通機関について」「ニカラグア湖」「気候と、旅行時の服装について」などオメテペ島について紹介します。

オメテペ島を1日で回るなら、どんなコース? その1

2017/04/11

オペテペ島は全長31キロ、最大幅10キロの、かなり大きな島。しかも面積のほとんどが2つの火山で占められているので、ショートカットというものが存在せず、どこに行くにも山の外周を大回りしないといけません。

そこで、1日でオメテペ島の見所を見て回るなら、どんなコースがいいのかを、一例として提案してみます。

まず、モヨガルパからスタートして、スクーターで回るシチュエーションを想定してみます。体力に自信がある人はレンタルサイクルでもいいかもしれませんが、その場合1日で見所を見て回るのは難しいかもしれません。

まずモヨガルパから南東に向かって下ると、新設された飛行場に行き当たります。この飛行場は少し変わっていて、滑走路が島のメインの道路で分断されているのです。安全上どうなのだろうか…とは思うのですが、運が良ければ飛んでいる飛行機のお腹を下から眺めたりもできるかもしれません。

飛行場をちょっと下ったあたりで、「エル・プント」という看板を注意して探し、右手に伸びる小道を進んでいきましょう。湖に突き当たると、そこは浜辺のようになっているのですが、ちょっと変わっているのは、砂浜が岬のように湖面に向かって細く延びていること。そのため、まるでモーゼが海を割ったときのように、湖面を歩いていくような不思議な体験ができるのです。

まるでモーゼが海を割ったときのように、湖面を歩いていくような不思議な体験

まるでモーゼが海を割ったときのように、湖面を歩いていくような不思議な体験

岬の先まで歩いていくと、2つの火山を並べてみることができます。これは島の内部にいたら見られない光景です。

ニカラグア湖

ニカラグア湖

2方向からの水流がぶつかるポイントになっているので、うねりが強く、遊泳はおすすめできません。

ここにはビールやスナックを売っている売店もあるので、ちょっと早い休憩を取ってしまってもいいかもしれません。スクーターを運転している場合は、ビールの飲み過ぎに注意ですよ。

その2に続きます。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。