ニカラグア オメテペ島ってどんな所?
「知っておきたい便利情報」「物価感覚」「交通機関について」「ニカラグア湖」「気候と、旅行時の服装について」などオメテペ島について紹介します。

オメテペ島を1日で回るなら、どんなコース? その2

2017/04/13

エル・プントを後にしたら、一路メインの道路を東にひた走りましょう。ちょうどサン・ホセ・デル・スールという町を過ぎた辺りに、自然保護区があります。ここでは野生の猿などを見ながらのハイキングが楽しめます。入場料は40コルドバだったと思います。

注意して欲しいのが、アリや蜂が多いので、刺されないように長袖長ズボン、スニーカーなどの体を覆う服装で訪ねること。ここに友人たちと行ったとき、そのうちのひとりがサンダルを履いており、毒性のある大きな赤いアリに刺されて、アレルギー症状が全身に出てしまい大騒ぎになったことがあります。

公園内の見所はミラドールと呼ばれる見晴らしポイントと、ビーチがあります。

自然保護区を後にしたら、また一路メインの道路をアルタグラシア方面に走ります。ここで、その途中、マデラス火山側に行く道路とアルタグラシアに行く道路の分岐点に行き当たるので、マデラス火山側の方に折れましょう。しばらく急な坂道を上っていくと、右手に「Ojo del agua(オホ・デル・アグア)」という看板がありますので、右手に伸びる小道を進んでいきましょう。

ここはオメテペ島きっての観光名所と言っても過言ではない天然泉です。ミネラル分を豊富に含む水が、光の屈折によって神秘的なサファイアブルーに輝いています。2つのメインプールがあって、観光客や地元の人が思い思いに泳いでいます。食事や飲み物が取れるレストランも併設されています。

Ojo del aguaを15時前に出られるようであれば、アルタグラシアまで足を伸ばして、考古学博物館まで行ってみましょう。こちらではオメテペ島で発掘された先住民の資料が見学できます。17時で閉館なので注意が必要です。

街灯が少なく、陽が落ちると道が真っ暗になるオメテペ島。息を呑むような夕焼けと星空の下のドライブはロマンティックですが、夜道のには十分注意してモヨガルパに戻ってくださいね。

関連記事
ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。