マレーシアってどんな所?
マレーシア旅行したそまちひろさんが、現地の様子を紹介します。

コタキナバルから日帰りできるリゾートアイランド

2014/06/27

ボルネオ島マレーシアの魅力のひとつは、サバ州北部の美しいリゾートアイランドなのですが、日数の関係でそこまで行けない、という方もいるかと思います。でもせっかくボルネオ島に行くなら、きれいな海とビーチを体験しないともったいない。

そこでオススメなのが、サバ州の州都コタキナバルから簡単に日帰りできるリゾートアイランド、トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園。こちらはガヤ島、マヌカン島、マムティック島、スルッグ島、サピ島の5つの島を総称した海洋公園で、スノーケリングやダイビングなどのマリンスポーツが気軽に体験できます。

スノーケリング好きにオススメなのが、水の透明度が高いことで知られるサピ島。遊泳区域があり、子供連れでも安心してスノーケリングが楽しめます。つまり浅瀬が続く穏やかな海なのですが、スノーケリング狂のわたしとしては若干もの足りない部分もありました。ただビーチインで簡単に熱帯魚が見られるのは嬉しいです。

サピ島の遊泳エリアは観光客だらけですが、少し歩いて島の裏側に出ると、まったく人のいない静かな松林が現れ、のんびりするのに最適です。ただし蚊が多いので、蚊よけスプレーなどの対策が必要。

マヌカン島は宿泊施設やレストランがあり、ピクニックやリゾートステイを楽しみたい観光客に人気。他の3島については、コタキナバルで船をチャーターするか、サピ島かマヌカン島からのボートを捕まえるかになります。

アクセスは、コタキナバルのメインポートKKフェリーポートから船で15分。運行会社によって料金は異なりますが、わたしが利用したときはRM25(約650円)で、コタキナバル〜サピ島を往復できました。サピ島とマヌカン島を回る2島往復券もあるようです。往復券を買うと帰りも同じ運行会社しか利用できないので、行きがけに帰りの出航時間も確認しておくのがいいですね。

また、海洋公園への入島料がRM10(約260円)かかります。これは一度払ってしまえば、すべての島で共通です。

コタキナバルからさくっとできる気軽な離島体験、是非お試しください。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。