コスタリカってどんな所?
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コスタリカの食事はどんなもの?

2017/10/27

旅行の楽しみは食事ですが、コスタリカではいったい何が食べられるのでしょうか? 

カリブ海や太平洋沿岸のビーチでは、シーフード料理が楽しめます。季節によってはロブスターなども。ただグリルやソースでヘビーに料理されており、新鮮さを楽しむという感じではありません。

中南米の人は暑さのせいなのか、どうも塩辛い食べ物を好む傾向があり、例えばエビのソテーなども塩漬けか! と思うほど塩辛いのです。コスタリカも例外に洩れずです。せっかくのシーフードなのに、ちょっともったいない感じがします。

海岸沿いから外れると、食事内容はかなり退屈なものになってしまいます。いいレストランに行けばいろいろ食べられるのでしょうが、そんなに毎日いいところで食べる余裕がない場合は、簡単な食堂で済ませることになりますよね。

そのような場合は、大抵グリルチキンにライス、小豆を似たフリホレスという付け合せ、コールスローサラダが基本です。あとはたまにメインがミラネーザというカツレツのような料理や、魚のフィレなどに変わる感じです。

そういった料理ばかり食べているともちろん飽きが来ると思います。そんなときに助かるのが、やはりどこにでもある中華料理。コスタリカも中華系移民が多いので、ある程度規模の都市になると、どんな地区にもひとつは中華料理があります。気分転換にいいですね。

簡単に食べるには、市場のスナック的な食べ物もいいと思います。スープやトストーネ(バナナの輪切りのフライ)のようなスナックは、小腹が空いたときや節約したいときにぴったり。また、タマル(タマレス)というトウモロコシの粉を蒸して、中にチキンや辛いソースを詰めたスナックもおすすめです。

結論としては、ビーチではシーフード料理、都市部では簡単な食堂と中華料理、屋台のスナックを組み合わせて食べるのが、安く飽きずに食事するコツではないでしょうか。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。