コスタリカってどんな所?
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カウィータ国立自然公園はこう楽しむ

2017/09/29

コスタリカのカリブ海側の町、カウィータの一番の見所は、カリブ海に面した自然公園でしょう。ここではジャングルの中の散策から、ビーチで寝そべってのんびり、また少し沖でのスノーケリングまで、いろいろな楽しみ方ができます。

公園の入り口は、カウィータ中心部のバスターミナル周辺から歩いて5分ほど。入り口で入場料を払って入場します。寄付制というのが面白いところで、いくらでも払いたい額を払ってください、というスタンスでした。わたしは確か2000コロン(4ドル)払ったと思います。入場料を払う際に、台帳に基本情報を書き込みます。

入り口で入場料を払う

入り口で入場料を払う

入り口ではガイドを雇うこともできるようです。スノーケリングをしたい場合は必ずガイドを付ける、というルールがあります。というのも、公園周辺は海流があるため、監視がない状態では危ないためです。

公園内にはトレイルがしっかり敷かれているので、迷うことはありません。ただ足もとが悪いので、サンダルなどではなく、しっかりとしたスニーカーを履いていくのがおすすめです。また、公園内には売店などはないので、最低限水は持っていきましょう。

公園内では様々な動物が見られますが、注目してほしいのは尻尾が長く、白い毛の猿。この猿はなかなか凶暴で、近づくと襲われてものをとられたりするので注意が必要です。

尻尾が長く、白い毛の猿

尻尾が長く、白い毛の猿

森の中を歩いていると、突然ビーチに出る瞬間があります。カリブ海のなんとも言えない水色が目の前に広がる光景は絶景です。ビーチには川が注いでおり、ここでは川を渡って対岸に行かないといけないので、脚のかなり上部まで濡れても大丈夫な格好で行くのがいいです。

公園はちょうど海に張り出した岬のような形になっており、岬の先端を回りこんで反対側の海では波が強いので、遊泳には向きません。

ルートは全体で2時間くらいを見ておけば十分回れますが、ビーチでのんびりしたいとか、途中でお弁当を広げたいとかの場合は、もう少し時間を見ておくのがいいでしょう。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。