カリフォルニアのコーヒー
「アメリカ人とコーヒー」「アメリカのコーヒーと日本のコーヒーの違い」「カルフォルニア発祥のカフェ」「カリフォルニアで売られているコーヒー豆について」「アメリカのコーヒーの値段」などカリフォルニアのコーヒーについて紹介します。

アメリカ人とコーヒー

2017/05/30

アメリカのコーヒー

アメリカのコーヒー

砂糖のイメージ

西洋文化の象徴であったコーヒーも、今では日本人の生活の中に当たり前の様に取り入れられ、世界各国で愛される飲み物となりました。コーヒーは、飲むばかりではなく、その香り高いアロマから、デザートや、パン、焼き菓子など沢山のバリエーションを備えて、私達の食生活に楽しみを与えてくれています。

イギリス人が紅茶を愛するのと同じ様に、コーヒーを愛して止まないのがアメリカ人かもしれません。ある統計では、18歳以上の54%のアメリカ人は、毎日コーヒーを飲むとでています。その中でも、3000万人が、ラテや、カプチーノなどのコーヒーをアレンジしたスペシャルな飲み方を好むそうです。

アメリカ人のコーヒーを思い浮かべると、とても甘い感じを受けます。実際に、コーヒーをブラックで飲む人の割合は、たったの35%だそうです。それに対して、約65%のアメリカ人がコーヒーにミルクや砂糖を加えて飲むという統計もでています。コーヒー愛飲者の半分以上がミルクや砂糖を入れて飲む事には驚きです。実際に、コーヒーばかりではなく、中華料理レストランにいけば、ウーロン茶に砂糖が付いてきたり、日本料理レストランに行けば、緑茶に砂糖が付いてきたりもします。この様に、アメリカでは、デザートや焼き菓子、どんな食べ物でも日本のものよりは砂糖が多めであったり、脂肪分が多い印象がありますね。

今や日本でもお馴染みのアメリカシアトル発のスターバックスのメニューを見てみましょう。例えば季節限定商品の、もはやコーヒーではなく、デザートと呼ぶに相応しい様なフレーバーや、〇〇ラテや、〇〇マキアート、〇〇カプチーノなどのコーヒーをアレンジしたフレーバーが、通常のレギュラーコーヒーよりも高々と宣伝されているのが分かります。この様な、デザート感覚で楽しめるコーヒーのメニューが多いのも、アメリカのコーヒーの特徴です。では、コーヒーを飲む時間帯はどうでしょうか。コーヒーの特徴といえば、豊富なカフェインが含まれることですが、カフェインに含まれる成分は、交感神経を活発にしますので、眠気を起こしたり、集中力をアップさせる効能が期待出来きますね。ですので、通常は寝起きにコーヒーを好んで飲む方が多いかと思います。実際に、アメリカ人コーヒー愛飲者の約70%が、寝起き1時間以内にコーヒーを飲むという統計結果もあります。やはり1日の始まりに、目覚めのコーヒーは、国を問わずに共通しているようですね。そして、コーヒーは私達の生活の一部になくてはならない存在となっていますね。

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ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。