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京都府/京都に行ったら京風すき焼き

2020/08/28

すき焼きの記事を書こうしていますが、実は私はすき焼きがそんなに好きではありません。すき焼きといえば食べ放題などの大衆店ではしゃぶしゃぶと一緒になっていて、どちらか好きな方を選ぶというスタイルが定番ですよね。そうなると私はどうしてもさっぱりと食べられるしゃぶしゃぶの方を選んでしまいます。家でも冬に鍋はよくやりますが、すき焼きはあんまり…というのが本当のところ。いや実際は、私自身料理はよくやる方ですがすき焼きは一度も作ったことがありません…。

そんな私が唯一すき焼きを楽しみにするのが京都へ行った時。皆さんご存知の通り、すき焼きには関東風と関西風があり、私は関西派。初めて京都ですき焼きを食べた時は、その作り方の違いにびっくりしました。お店の女将さんが作ってくれるの見て、食べ、その美味しさに衝撃を受けました。何がそんなに美味しかったのかというと、それはお肉。関東風にすき焼きは牛脂を溶かし牛肉を焼いて、少し焼き色が付いてきたところで割り下を入れ他の具材を入れて煮込んで食べるのが一般的。でも関西風は牛肉を焼いたらそこへザラメを振りかけ、醤油をほんの少し垂らして火を通したら一度お肉だけを食べます。このお肉とザラメ、醤油のシンプルな美味しさといったら…!

もちろん割り下も美味しいですが、この最初のお肉の美味しさには敵いません。お店によっては醤油をかけずにザラメのみで味付けした牛肉を最初に食べることもあるそうです。どちらにしても普通の砂糖ではなく、ザラメを使うのがポイント。砂糖では出せない複雑な甘みが牛肉を柔らかくして旨味が増すようです。

…と、こうして作り方を見るだけならとても簡単。誰でも家でできちゃいそうです。でも実際はやっぱり京都弁の女将さんが作ってくれるものが本物の京風すき焼き。実際に京都へ行って、京言葉耳を傾けながらいただく本物のすき焼きにが私の中で一番。京都へ行くのもすき焼き食べるのもここ最近なかなかないので、近い将来、2つとも叶えに行きたいです。

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ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。