ポーランド旅行の楽しみ方
グルメ、芸術、マナー、おすすめスポット。ポーランド旅行の楽しみ方をMIKIさんが紹介します。

ポーランドの食生活の変化

2015/09/10

ポーランドで何を食べるか、それはあなたの自由です。ポーランド料理がお口に合わないのなら、何もポーランド料理にこだわる必要はありません。ポーランド料理は日本人に合うと言われますが、そうではない人もいると思います。都会のポーランド人は、最近ではファストフード(ジャンクフード)、イタリア料理、インド料理、トルコ料理、日本料理(寿司)など様々なものを食べています。

お年寄りはポーランド料理を家で作ります。「ポーランド人はできるだけ家で手作りして家族で食卓を囲むことを大切にしている。」そう聞いたことがあります。以前は貧しく物資も不足していたので、食事は家で済ませたほうが安くすんだということもあるでしょう。ドイツもそうですが、やはり戦争と共産主義を経験した世代は今でも生活が質素です。外食などで無駄遣いをすることはありません。ポーランド人が家族単位で物事を考えることが多いのは、愛情深くて、少し保守的でもある国民性と関係があるのでしょう。

「ポーランド料理は家庭料理が一番!」といいます。レストランでは本当のポーランド料理は食べられないという人も....。私は運良く友人の実家やおばあちゃんの家で、スープやポーランドのソーセージ、ケーキなどをごちそうになりました。食事時じゃない時間に突然おじゃましても素晴らしい待遇でした。快く迎えてくれたご家族に感謝です。

しかしこんな風に地元のポーランド人と知り合うチャンスなんて、ヨーロッパにでも住んでいないかぎりありません。知り合いがいない場合には美味しいポーランド料理にありつけないのでしょうか?いいえ、ポーランドにはちゃんと家庭料理が再現されている美味しいレストランがありますよ。別の機会にポーランド旅行をした時には、まったく料理ができない友人がポーランド料理のレストランに連れて行ってくれましたが、美味しかったです。地元の人が食べに来ているのなら、それは美味しいレストランです。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。