ポーランド旅行の楽しみ方
グルメ、芸術、マナー、おすすめスポット。ポーランド旅行の楽しみ方をMIKIさんが紹介します。

ビゴスを食べよう!

2015/08/25

ビゴス(Bigos)はポーランドの煮込み料理です。ドイツやポーランドでお馴染みのザワークラウトをベーコンやウインナーと一緒に煮込んだものです。体が温まる料理なので特に冬の時期に好んで食べられています。ポーランドではクリスマスマーケットの屋台でもビゴスが売られています。

私がポーランド旅行をした時には、ビゴスの存在をまだ知りませんでした。初めてビゴスを食べたのは、ベルリンでポーランド人のお友達の家に遊びに行った時。でも食べたのは「ドイツ人が作ったビゴス」だったので、ビゴスの味だったのかどうか、さだかではありません。充分に美味しかったのですが、ポーランド人の友人は「うーん...なんか違うね。ビゴスじゃないな、これ。」と言ってました。ビゴスに使用しているザワークラウトは家庭によって味付けが微妙に違います。それを使用したビゴスの味付けも家庭によって様々です。ポーランド人にとっては母親のビゴスの味が、正しい味なのでしょう。

ビゴスに使用されているザワークラウトは発酵食品なので、体に良いです。毎日食べるのもおすすめです。ポーランド人やドイツ人はバターをからめたパスタやシュニッツェルに添えてザワークラウトを食べるから、カロリーの過剰摂取となるのでしょう。

ザワークラウトは味が濃く、お漬け物のような存在です。酸っぱいし、これだけをずっと食べることはできないです。しかしビゴスに入れてベーコンなどと一緒に煮込んで、とろとろになっているザワークラウトは、酸味もそんなに感じません。いくらでも食べられます。一度に大量にザワークラウトを食べられるので「ザワークラウトが苦手」「そんなに食べられない」といった方にもおすすめです。

ビゴスはポーランドのレストランや屋台でも食べられます。しかしやはり食べてみたいのは家庭で食べられているビゴスですね。もし友人にポーランド人がいたら、本物のビゴスを食べる機会があるかもしれませんね。楽しみです。

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ライタープロフィール

MIKIさん/女性/年齢:20代/ベルリン在住/海外旅行が趣味で南国に語学留学をしました。世界各地に滞在しアーティスト、ライターとして活動しています。