上海ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの上海を紹介します。

とんでもない行列!売り切れ御免!焼き小龍包

2010/12/20

上海蟹に小龍包と、上海には、美味しい食べ物がたくさんあるのですが、生煎(ションジエン)を忘れてはいけません!
生煎とは、簡単に言えば、小龍包の表面を大きな鉄板の上で蒸し焼きにしたもので、表面はカリっとしていて香ばしく、中は肉汁が飛び出してくるくらいジューシーで、出来立てホヤホヤ、アツアツで顔もホクホクになる上海名物。

南翔饅頭店の小龍包も有名なのですが、「小揚生煎館」の生煎の人気ぶりには行ってみて驚きました。
とんでもなく長〜い行列が延々と続いているではないか!!!
いや〜今までいろんな所を旅してきて周ってきたが、ここまで行列ができている食べ物屋ははじめてで、それだけ並んでいるということは、確かな品であろうと、期待をふくらませ待つことに・・・

後ろの方では、従業員達が必死に手作りで小龍包を作っているが、その早いことったらありゃしない。
小麦粉を練って小さなボール状に次々に手でちぎっていき、それを棒で伸ばして小龍包の皮を作り、今度はその中に新鮮な赤身の肉を入れて、いとも簡単そうに上手く包み上げる。

そしてその生煎が次々に売られていくわけで、行列が絶えないから、手も止められない。なので、並んでいる間はずっと新鮮な出来立てのものがいただけるわけだ。
う〜待っている間にも、唾がたまる〜!!
前払い制で、まず注文し、支払うとレシートをくれますので、それを従業員に人に渡せばOK。


確か2個で3元(約40円)くらいだったと記憶しているが、あまりのも人気ぶりにもしからしたら現在では値上がりしているかもしれません。
出来立ての生煎は、そりゃ〜もう!ひとくち、口にしたらびっくり!
しばらく無言・・・
焼かれた香ばしさと、熱々の肉汁がいっぺんに口の中に広がり、一度食べたら病みつきになること間違いなし!これは、期待以上の味で、待った甲斐がありました。

小揚生煎館は、呉江路小口吃休閑街(屋台がたくさん立ち並んでいます)にあり、いつも並んでいるのですぐ分かるかと思います。
朝6時半から夜は11時半近くまで営業しているのですが、売り切れしだい閉店してしまいますので、なるべく早く行かれることをおすすめいたします。

小揚生煎館情報:
住所:上海市呉江路54号、60号
交通アクセス: 地下鉄2号線「南京西路」駅より歩いて約2分
定休日: 無休

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」