上海ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの上海を紹介します。

地元上海人に大人気のスポット

2010/12/10

少し上海から離れるのですが、西へ約70キロメートルの所に、「周荘」(しゅうそう)という観光スポットがあります。周荘は、江南水郷六大古鎮のひとつで、約900年以上の歴史があり、数ある水郷古鎮のなかでも特に上海人に大人気のスポットだとか。行ってみて納得!上海から車で約2時間の距離と、上海からはとても便利な所にあるためか、癒しを求めてたくさんの観光客が訪れていました。別名、東洋のベニスとも言われているようで、江南地方の水郷「烏鎮」の方にも行ってみました。

歴史ある街並みをのんび〜りと歩いていると本当に癒されますよね。
今だに昔の面影を残している建物や、大きな木が立ち並び、川には手漕ぎ舟が石橋をくぐりながら水郷を巡っている・・・時間がゆっくりと過ぎているような雰囲気に包まれています。そして奥に入っていけば、そこには人の生活の匂い・・・何とも素朴な風景なのですが、なぜか不思議と癒されます。

ズカズカの人の生活の場に入っていくのも気が引けるのですが、地元の方達も観光客に慣れているのか、笑顔で受け入れてくれ、とても微笑ましかったです。烏鎮民族館では、烏鎮人の結婚の儀式について、その模様が展示されていたり、南百床館 (ベッドの博物館)では、明清期のベッドが数多く展示されていたのですが、これはどれくらいの価値があるものなんだろう・・・・?
また、三白酒と言う烏鎮の地酒があったのですが、中国の白酒のアルコール数というのが何と!50度以上!

いくら酒豪の私でも50度以上の酒は・・・っと、その顔がほしそうな顔に見えたのか、飲め!っとおっちゃんに手渡れてしまった。そうなると飲まずにはいられない。

う・・・やっぱり喉越しが悪い・・・が、いただいたものなので、「イエ〜イ!」と親指立て買わずにその場を去った。

他にも、烏鎮名物の藍染めをしたものが外に干されていたのですが、藍色の生地にキクの花がとっても可愛らしい小さな手提げバックをここに来た記念に買いました。今ではそれを見るたびに、水郷古鎮に行った事を想い出し癒されます。

関連記事
ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」