上海ってどんな所?
中国在住のLiccaさんが驚きの上海を紹介します。

さまざまなトラブルが続いた上海万博

2010/12/08

外灘エリア:上海で1番のおすすめ観光スポット!

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中国で生活をしており、中国大陸内あちこち旅をしてきたのですが、上海の近代的な街並みには本当に驚かされました。テレビやウェブサイトに掲載されている写真で見るものとは違って、実際にあの光景を目の当たりにすると、SF映画の中にいるみたいで、街がここまで発展し、進化するものだと、さすが中国発展のトップシティーであると頷けます。世界景気下降の真っ只中、北京では、北京オリンピックが開催され、上海では、上海万博が開催され、元気いっぱい最高潮である中国だけが際立って見えるのですが、中でも発展途上国である上海は、これからますます成長していくのではないでしょうか。地図を広げてみて気づいたのですが、上海って日本から意外と近いもので、九州からだと泳いで行けるのでは?っと思えたりもするくらい近く、広州から上海に行くよりも福岡から飛行機で行った方が早かったりします。

そんな近場にある外国に一度は行かれてみるのもいいかもしれません。 今は、「Better City Better Life(より良い都市より良い生活)」をテーマに、上海では万博が開催されており、史上最多の入場客を目指そうと、万博の会場の広さは、過去最大の大きさだと言われています。

上海万博に行ってきた友人の話によると、心の和・技の和をテーマにした日本館パビリオンには溢れんばかりの人だかりがあったそうで、最新テクノロジーを駆使したできたパビリオン内では自然環境保護を呼びかけており、高性能の電化製品なども展示してあったそうなのですが、人があまりにも多くゆっくりとは堪能できなかったと言っていました。

他にも民間企業が出展している、日本が創るより良い暮らしをテーマにした日本産業館や、大阪地方自治体による、環境先進都市・水都大阪の挑戦をテーマにしたパビリオンなどがあり、やはり人が一番多くドンチャン騒ぎになっていたところは、中国館パビリオンだったそうです。あまりにも人が多いため、ここに入るには、入場予約券がないと中に入ることができないのですが、並んでいても割り込んで入ってくる人が多く、結局券が取れず中に入ることはできなかったと憤慨していました。

上海万博では、テーマソングが盗作されたり、中国館パビリオンのデザインがパクリだと言われたり、ニセモノ入場券が出回ったり、SMAPの公演が中止されたりと、さまざまな問題もありましたが、2010年5月1日から10月31日まで開催されていますので、人が少なくなった頃を見計らって行ってみようと思っています。

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」