オーストラリア英語学校体験記
オーストラリア語学学校についての体験談を紹介します。

何事も最初は誰もが初心者

2010/06/16

シドニーの英語学校に入学して、初めての授業はなんとか克服できたものの、それ以来の英語の授業は、全くと言っていいほど英語を話せない私にはかなりハードルが高く、その授業の進め方に疑問を持っていたのは私一人ではありませんでした。同じクラスの仲間の中には英語が上手な人もいて、何でこのクラスにいるのかが不思議なくらいで、私と同様に英語が全く話せない人も数人いました。

復習を毎日かかさず学校から帰ってきてやっていたのですが、教科書が手元にないから思うようにはできないし、また予習もすることができないので、とりあえず今日わからなかった単語を調べて自分なりに納得していたものの、何かやる気が出てこない。ことわざとかよりも他にもっと使える英語を教えてもらいたかったし、生活する上で必要な英語を教えてもらえるとばっかり思っていたのですが、英語学校というのは英語が多少できて行くものなのかもしれないとこの時そう感じさせられました。

その後も自分なりに頑張ってはみたのですが、全く授業にはついて行けず、先生に質問されたことも何と言っているのかはわかっても、答えられなかったりと、ついには先生にため息をつかれてしまい、もう一人の日本人のクラスメイトに私に日本語でいいから説明してあげてっと先生が言うが、このクラスメイトもわかっていなかったりして2人でよく慰めあったものです。

ですが、楽しかった事もいっぱいありました。授業を1日休みにしてクラスメイトと先生とみんなで一緒にビーチに行ってバーベキューをしたり、授業が終わった後にみんなで近くのパブに行って昼間っからビールを飲んだり、週末はパーティーに行ったり、とても充実した毎日を過ごすことができました。私の友達はほとんどが韓国人だったのですが、同じレベルの英語しかお互い話せないので何て言おうとしているのかが分かったり、ジェスチャー交じりでコミュニケーションをとったりと、日本にいたら絶対に知り合うことがなかったその友達とは今でも連絡を取り合っていますが、今はもちろんお互い英語で何の問題もなく会話することができています。

英語学校:シドニー英語学校
体験期間:3ヶ月

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ライタープロフィール

Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」