- 北京ってどんな所?
- 中国在住のLiccaさんが驚きの北京を紹介します。
中華人民共和国の成立が宣言された場所
2010/11/30
世界文化遺産に登録されている故宮
中華人民共和国の成立が宣言された場所
中国では、毎年10月1日から3日間は、国慶節と言って全国民の祝日となります。この国慶節とは、中国の建国記念日のことで、1949年の10月1日に初代国家主席である毛沢東が天安門で中華人民共和国の建国を世界的に宣言し、昨年は建国60周年として、大々的な催し物(軍事パレードなど)が天安門一帯で行われましたが、それは、北京オリンピック並みのもので、壮大に祝う姿がテレビで中継されていました。天安門には、今でも毛沢東主席の肖像画が大きく掲げられており、もちろん中に入って見学することもできますし、上からは、中国の最高権力機関に囲まれている天安門広場や、反対側には、広々とした故宮を見渡すことができ、ここが中国の象徴的な場所であるということがジワジワと肌で感じられました。(確か入場料金15元くらいだったと記憶しています)
ラストエンペラーの世界を満喫!
天安門をくぐり抜けると、世界文化遺産に登録されている故宮博物館が見えてきます。故宮は、紫禁城(シキンジョウ)とも呼ばれており、明清王朝期(1420年〜1911年)の王宮で、敷敷地面積が約72万平方メートルという広さであり、今ある部屋の数だけでも約8700部屋もあるというから、どれだけな大規模の王宮かだいたい想像つくのではないでしょうか。この地から24人の皇帝が約500年に渡って中国を統治してきたという歴史的なお話しにも興味をそそられるのですが、歴史的な建物や庭園など、この故宮一体に広がる空間は、まさにラストエンペラーの世界!!(実際に映画「ラストエンペラー」の撮影舞台となったそうです)またこの辺一帯には、観光客目当てか、やたらと三輪リキシャがたむろっています。歩くのがしんどい場合は、乗って回るのもいいかと思いますが、外国人には値段をふっかけてくる場合がありますのでご注意を!ちなみに私の場合は、2人で20元(約280円)で、ちょっとしたガイド付き(中国語)でしたが、降りた時に法外な値段を言われる場合もありますので、乗る前に値段の交渉をするように!また、天安門広場から天安門をくぐり、故宮博物館を堪能した後は、是非そのまま真っ直ぐ突き抜けて景山公園へ行かれて見てください。(逆に景山公園から故宮→天安門→天安門広場へも行けます)この景山公園は、故宮の周囲を掘った時の土でつくられたもので、約45メートルある高さの山頂には、万春亭という建物があり、そこから見渡す故宮も大変趣きがあって思わず息をひそめてしまいます。かなりおすすめな場所です。
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Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」