葬儀社の仕事体験記
葬儀社はどんな仕事をするの?けみさんの葬儀社体験記を紹介します。

葬儀社での初めての現場体験

2014/09/19

私は事務専用で葬儀社に入りましたが、1日に何件も葬儀か重なるとどうしても人手不足になります。そんなときには仕方なく現場に行きます。初めて現場に行く時にはかなり緊張しました。葬儀の準備、親族の人に対しての態度など自分がスムーズに業務がお粉えているのかかなり不安でした。自分が失敗をするとセレモニーがうまく運べなくなってしまいますし、叔父の葬儀彩に対する印象も悪くなってしまいます。現場で仕事をしている間中緊張していたので、自宅に戻った時にはどっと疲れが出て身体動かないほどでしたね。

葬儀の現場で失敗ばかり
私が初めて体験した葬儀の現場は高齢の男性の葬儀でした。多くの人から愛されていた人で、地元でもいろいろな世話役をしているような人でした。その為葬儀も通常よりも参列者が多かったですね。そんな中でまずは受付のご案内。何とかスムーズにできたことを簿えています。葬儀は葬儀社の持っているホールで行われましたが、セレモニーが始ってから遅れてくる人もいます。その人を開いている席にスムーズに案内する役目を任されたのですが、お年寄りをご案内する時にはゆっくりと歩かなくてはならないのに、自分だけスタスタと先に行ってしまい振り向いたら誰もいないという失敗をおかしてしまいました。他の社員さんたちは何度も失敗を経験してきたと暖かい言葉を掛けてくれたのですが、失敗を一つしてしまったことでかなりテンパってしまいました。焼香を案内する時にも列ごとに順番に案内する必要があるのに、列を飛ばして案内しそうになったり。自分がこんなにも仕事が出来ない人間なのかとかなりへこみましたね。最後のお別れの時には全く知らない人でありながら悲しくて涙が出てしまいました。スタッフとしては失格かもしれませんが、家族の人からは暖かい葬儀をありがとうございましたと何度も礼を言われました。家族の人たちからの言葉は初めて現場を経験する私にはとても嬉しく心に響きましたね。

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ライタープロフィール

けみさん/女性/年齢:40代/岡山県在住/子供二人の母、大学時代に塾講師を経験そのまま就職するが、公務員試験に挑戦。地方公務員となるが二人目を妊娠し退職。大学時代にアルバイトをしていた塾で再び塾講師に。