みんなの五つ星旅行記
なんて旅は良いんだろう。思い出に残ったとっておきの旅行記を紹介します。

スイス/空気もハートも澄んだ街

2010/04/03

スイスの山並み

スイスの山並み

スイス・ツェルマットから見た早朝のマッターホルン

ツェルマットの牛柄の電気自動車

ヨーロッパへ訪れたときのことです。一カ国目、スイスはツェルマットに4日ほど滞在しました。

なんと言っても魅力はその町並み!そこはまるで絵本にでも出てきそうな世界。時緑色の山の斜面に家が立ち並び、ベランダにはたくさんの花があふれていて、生まれて初めて見るその美しい景色に、息を飲みました。

ツェルマットには、その美しい環境を守っていくために、ガソリン車の乗り入れを禁止しているという法律があり、走っているのは馬車と限られた電気自動車(しかも牛柄の外観にモーモー鳴くクラクションという可愛さ!)だけという徹底ぶり。環境維持への取り組みが伝わってきます。

街を歩いていて目に付くのは時計のお店。スイスといえば時計を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。本当にそこらじゅうにあるんです!さすが時計の国。でも、本気でそれを感じたのは路面用の大きな時計を見たとき。それがなんとロレックス!もちろんロレックスだけというわけではなく、オメガなどの高級ブランド時計がお店の軒下にぶら下がっているんです。スケールが違います。

そしてスイスに来たからにはチーズフォンデュ!ランチにチーズフォンデュを食べにいったのですが、注文したのはごくごくシンプルなパンのチーズフォンデュ。ところがこのチーズフォンデュ、なかなか食べきることができません。ようやくパンがなくなりそうかと思ったところで、どんどん次のパンが足されていくのです。エンドレスおかわりです。客側がストップをかけるまで足し続けるのがスタイルだったようですが、ストップのかけどころを失った私たちは、残しちゃまずいといつまでも食べ続ける羽目になってしまったのでした。

滞在中は地元にある教会でチャリティーコンサートを開きました。町の人を呼び込む際にチラシを配ったのですが、スイスは言語が分かれているため、英語やドイツ語など数種類のチラシを用意します。街の人たちが持っていくチラシは本当にバラバラで、スイスの歴史的な面もうかがえました。そして地元の人たちは、コンサートにとても興味を示してくれ、なんと教会は満員に!

空気だけではなく、ハートまで本当に美しかったスイス。改めて訪れたい国の一つとして私の中の1ページに残りました。

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ライタープロフィール

さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆